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『マギンティ夫人は死んだ』

『マギンティ夫人は死んだ』
MRS McgINTY'S DEAD
アガサ・クリスティー・著
田村隆一・訳
ハヤカワ文庫

ポアロ再読キャンペーン続行中。
『スタイルズ荘の怪事件』が1920年、『アクロイド殺人事件』が1926年の作品で
この『マギンティ夫人は死んだ』が1952年なので、ポアロも年をとった感じ。

ちょっと怖いタイトルは
「マギンティ夫人は死んだ
 どんなふうに死んだ?
 あたしのようにひざついて…」
というマザーグースのような童謡からということになっている。
(日本でいうと「かごめかごめ」とかか?)

マギンティ夫人が家政婦として働きに行っていた家の人たち、みんなが容疑者、
おまけに新聞記事にでてくる、過去の有名な事件に登場する女性4人までが
関わってくるので、どれがだれやら、あっという間にごっちゃに。
それでも一応、推理などしてみるものの、
私が犯人だと予想した人は、思いっきりミス・リーディングで、
ポアロに「私が○○さんを犯人だと考えていると思わせておいたのです」と言われる始末。

料理もかたづけもヘタなモーリン・サマーヘイズや
アガサ・クリスティ自身をパロディにしたようなオリヴァ夫人のキャラクターが秀逸。

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