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『COLLECTABLE TECHNOLOGY』

COLLECTABLE TECHNOLOGY
『COLLECTABLE TECHNOLOGY』
ペペ・トッツォ・著
古谷真佐子・訳
トランスワールドジャパン

これはかなり萌えた!
電子計算機からポケ・コン、電話、デジタル腕時計、ゲーム機など、
デジタルグッズを紹介した本。

ディスプレーを使わず、計算結果は紙にプリント、
携帯型とはいえ重さは450gを超えていたという
電子計算機『キヤノン・ポケトロニック』。
美しい電卓『シンクレア・ケンブリッジ』。
1975年、ソユーズ宇宙探査機との作戦行動を計算するために使用された、
世界初のハンドヘルドコンピュータ『ヒューレットパッカードHP-65』。
世界初のパーソナル・コンピュータ『アルタイル8800』。
ペン型の計算機『カルキュペン』。
操作システムを内蔵し、スイッチをオンにすると直接起動したという
1977年の『コモドール・ペット』(パソコンとはこうあるべきってデザイン!)。
1980年のシャープ『MZ80K』。
オリベッティーのデザイナー、マリオ・ベリーニの名前を
どこかで聞いたことがあると思ったら、リゾナーレのデザイナーだった。

シャープのポケット・コンピュータ『PC-1211』は、
子供の頃、月アスに載っていたのを見た覚えがある。
「1424ステップに使用できるBASICプログラム言語を組み込んでいた」
と説明があるけど、たしか、誌面でも、ショートプログラムコンテストなんかをやっていた。
(Kさんはもってたそうだ。)

1977年のセイコーの『液晶ディスプレイ腕時計』は
腕時計がデジタル化した時代の製品で、ワールドタイムや
ストップウォッチ機能も搭載していた。
この手のデジタル時計って今では少なくなったなー。

1977年『テレテニス』は日本ではテレビゲームって呼ばれてたやつ。
線のラケットでドットのボールを打ち合う。
カメラマンTさんは「話には聞いたことがあるけど、見たことはない」とか。
私は当時、たいして仲良くもなかった男の子の家に、
このゲームがやりたいがために遊びに行ったりしたよ。
1980年『任天堂ゲームウォッチ ファイアー』。名作!
1997年『サイオン5』も見覚えがある。4色のキーが光った順番を覚えて、
その通りにキーを押すという単純ながら、よくできた電子ゲーム。

そのほか、目に付いたもの。
『ターミネータ2』に出てきた『アタリ・ポートフォリオ』。
1964年『ブリオンベガ・アルゴルテレビ』
1965年『ブリオンベガ・RR126 ミュージックセンター』は、
ステレオがロボットの顔に見えるようにコントロール機器を配置。
1972年『グルンディッヒ・サテライト1000』。
1975年『電子チェス』。
1977年『シンクレア・マイクロビジョン・テレビジョン』。
1978年『ミルトン・ブラッドレイ・サイモン』
1982年『シンクレアZXスペクトラム』
1982年『ソニー・ウオッチマン・ポケットテレビ』。

2002年のソニーのデジカメ『DSC U20』
なんて最近の製品も載っているのだが、
惹かれるのは60年代~70年代の製品。
このころのデザインってなんでこんなに美しいんだろう。
「70年代はつまみとライトの10年だった」という言葉に深くうなづく。
そうそう、それがかっこよかったのだ。

イギリスの本なので、日本の製品よりイギリスのブランドが多い。
猛烈にシンクレアの電卓が欲しくなったり。
LED表示かっこいいー。

「20世紀で一番重要な携帯電子ゲームはどれか。
おそらく、任天堂の『ゲームボーイ』だろう」なんて言葉の一方で、
ゲームキューブについて、
「ソニーの『PS2』との激戦が繰り広げられた。しかし、
それもマイクロソフト社からの刺客が登場するまでだった」
なんて書かれているあたりも、日本のゲーム機事情とはちょっと違う。


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