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『フォトモの街角』

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『フォトモの街角』
糸崎公朗・著
アートン

“フォトモ”とはフォトグラフとモデルの造語で
写真を切り抜いて組み立てた模型であり、3D写真のこと。

表紙になっている浅草・場外馬券場トナリのビルや
新宿西口の思い出横町、一橋駅前商店街など
味のある町並みを写したフォトモを掲載。
本からパーツを切り取って組み立てることで
自分でもフォトモを工作できるようになっているのがおもしろい。

著者は散歩をしながら見つけたヘンな風景を
“超芸術トマソン”だと思い、
「作者不在のトマソンは、
路上でそれを発見する観察者によって“創造”される」と言います。
そして、こうした風景は普通に撮っても伝わりにくく
フォトモにすることによって“オブジェ”になるのだと。

フォトモのようなミニチュアの町並みを作ることには
それほど興味はないのですが、
この本と『超合法建築図鑑』は、
なにげない普通の町並みがとってもおもしろかったり、
実はいちばん美しかったりするんじゃないか
ということに気がつかせてくれました。

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