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『プライドと偏見』

『プライドと偏見』
at 下高井戸シネマ

原題は『Pride & Prejudice』。原作は『高慢と偏見』とか
『自負と偏見』など、堅いタイトルで知られていますが、
『プライドと偏見』という邦題に配給会社の苦労を感じます。ヘンだけどね。

ジェーン・オースティンの魅力は、文体であり、キャラクターであり、
ユーモラスな会話だと思うんだけど、
特に会話の場面ではそれがちゃんと映像化されてて感心。

衣装と館、自然風景などの美術も完璧。
特にダービシャーの風景はあまり綺麗なんで、
「これ本物? CGじゃないの」と思ってしまったバカな私。
(CGスタジオ、ダブルネガティブがクレジットされていたけど、
舞踏会シーンのワンカットの担当?)

キーラ・ナイトレイは本当に魅力的で、
彼女がやるとクスクス笑いもかわいい。
けど、エリザベスって役に合ってたのかはちょっと疑問。
ダーシー君やビングリー君、ウィカム君はもっとハンサムでも良かったのでは。
ロザムンド・パイクのジェーン姉さんもおばさんっぽい。
みんなキーラの引き立て役みたいに見えちゃうんだよね。
一方で、コリンズ役のトム・ホランダーはgood。
ちゃんとキャラクターのおもしろいところをつかんでます。
ジュディ・デンチのキャサリン夫人もあの鼻を下から撮らせる根性はさすが。

まとめると、美術や役者は悪くないけど、
もともと起伏のないストーリーなので、原作に忠実なのはいいけど
映画としてはひねりがほしかったところ。

クレジットに「thanks to エマ・トンプソン」と書かれてましたが、
ゴールデン・グローブ賞のとき、彼女が『プライドと偏見』の紹介をしていて
「ジェーン・オースティンは私たちの十八番なのにね、アン。
(『いつか晴れた日に』のアン・リー監督。
『ブロークバック・マウンテン』の受賞で会場にいました。)
「今回は新鮮なキャストでいきたいんです」って言われちゃったのよ。
新鮮ってどういうことかしら、失礼しちゃうわ」と笑いをとってました。

※公式サイトをチェックしたらちゃんとロケしてました。
以下、覚書。いつか行ってみたい。
メリトン=リンカーンシャー南部スタンフォード
      セント・ジョージ・スクエア
キャサリン夫人邸=バーリー・ハウス(スタンフォード)
ダーシー邸=チャッツワース(ピーク・ディストリクト)
ダービシャー=ハドン・ホール(ピーク・ディストリクト)
         ハザセージ(ピーク・ディストリクト)
ロングボーン=グルームブリッジ・プレイス(南東部タンブリッジ・ウェルズ)
ビングリー邸=バジルドン・パーク(中部レディング)
ロージングスの庭=ストアヘッド(南部ソールズベリー)
ダーシー邸客間=ウィルトン・ハウス


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