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『アスピレーション経営の時代』

アスピレーション経営の時代
『アスピレーション経営の時代』
江幡哲也・著
講談社

オールアバウトの江幡社長の本。
のっけから「ビジネスを通じて世直しがしたい」という江幡氏。
ビジネス本を何冊か読んでると、わりとそういうことを言う企業家は多いので、
それほど驚きはしないが、「本気かよ」という気もする。
なんだか偽善的な気がしてしまうし、本気で言ってるならそれはそれでちょっと恐い。

医者が娘さんの病気について、
ブラジルの専門医にメールで相談してくれた経験談などは
けっこうおもしろいと思うのだが、
あとは江幡氏が考えるビジネスのルールや
リクルート時代に年間100本企画書を書いて成功させてきた話などで、
いまひとつ、誰に向けて何を言いたいのかわからない。

「女性にはお金を払わせない」とか
「メールより電話、電話より顔を合わせることでわかりあえる」とか
「コミュニケーションのミスやロスを減らす」とか
堂々と言い切っちゃうところは熱い人だなーと思うのだが、
飲み会の席で、うるさい先輩に捕まっちゃったような気分にもなる。

あと正直なところ、私はオールアバウトがそれほど便利だとも思えないんだよなー。

江幡氏の前職であるリクルートは、USENの宇野社長をはじめ、
若い企業家を数多く輩出しているところだが、
実際に新人のころから「俺は社長になるためにリクルートにきた」
と言い切るエリートぞろいなのだそうだ。ひゃー。

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