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『邪悪の家』

『邪悪の家』
PERIL AT END HOUSE
アガサ・クリスティー・著
田村隆一・訳
ハヤカワ文庫

『青列車の秘密』に続く、ポアロもの。1932年の作品。
冒頭に青列車事件の話がちょっとでてきたり、
ものをまっすぐに直すクセが解決した事件(スタイルズ荘?)の話がでてきます。

海辺の町セント・ルーで会ったマドモアゼル・ニックが、
誰かに命をねらわれてるらしいと知り、ポアロが彼女を守ろうとする話。

最初の何章か読んだところで「あれ?この話、知ってる?」
と思ったら、ちょっと前に妹がドラマ版のビデオを見てたのでした。
(私は冒頭しか見てなかったので、犯人までは知らなかった)
妹にビデオを探してもらおうとするものの、「そんなタイトルはない」と言われ、
よく調べたらドラマのタイトルは「エンドハウスの怪事件」でした。

陽気でチャーミングなマドモアゼル・ニックはブロンドのショートウェーブ、
神秘的なフレディー・ライスはブルネットのボブ
というイメージで読んでたんですが
本を読み終わってからドラマ版を見たら、
ニックがブルネットで、フレディーが金髪という逆の設定でした。
(ドラマ版はどっちの女優さんもあまり美人じゃなかったのが残念。
エンドハウスよりも、マジェスティック・ホテルの
緑のダイヤ型の窓のインテリアが素敵でした。)

クリスティーの作品には
犯人がAさんだろうと、Bさんだろうと、誰になってもOKなものと、
『アクロイド』のように、「詐欺だ」というものがありますが、
今回は後者。読み終わったとき「うそつきっ」と思いました。


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