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『Suica、Edy、ICOCA 電子マネー・ビジネスのしくみ』

Suica、Edy、ICOCA電子マネー・ビジネスのしくみ
『Suica、Edy、ICOCA 電子マネー・ビジネスのしくみ』
竹内一正・著
ぱる出版

タイトルどおり、Suica、Edyをはじめとする電子マネーについての解説本。

磁気式自動改札が導入された当初は、切符をカチカチするほうが好きなんだけどとか、
いちいち定期出して改札通すのめんどうとか思ったりしましたが、
今やそれも昔の話、Suicaとパスネットは必ず持ち歩いてるもんね。

JRの自動改札は、10cm以内の距離でスイカカードを認識し、
0.2秒以下で処理するとか、
アイカ、イルカ、ニコパなど変な名前のICカードがいろいろあるとか、
Edyはユーロ(Euro)とドル(Dollar)と円(Yen)の頭文字を取った名前だとか
道後温泉街でも使えるとか、
イコカのキャラクターがカモノハシなのは、哺乳類なのに
卵から生まれ、くちばしをもっているという“先進性”があるからだとか
(それって先進性か?)、いろいろと無駄知識は楽しいが、
カードの略称や名前の由来をそんなに説明しなくてもいいだろうという気も。

カードの使い方や仕組みについては、イメージイラストではなく、
実際の製品写真や画面写真で説明がほしかった。
個々のカードについても、スイカは○○で、Edyは△△で
……という調子なので、いまひとつ全体像やそれぞれの違いがわかりにくい。
今の電子マネー事情はこうなってるんですよ、というのをなんとなく知るには
よい本だが、導入方法や未来像についてのつっこみは弱い。
電子マネーの歴史はけっこう長いはずだから、
なぜフェリカが技術として選ばれたのかも知りたいところ。

大阪に行ったときに「現代の三種の神器 パソコン、新聞、PiTaPa」
という広告に笑ったが、PiTaPaはポイントがついたり、
利用回数や利用額に応じて割引サービスがあったり、工夫されている。
Suicaは最低運賃以下だと改札を通れないのに対し、
ICOCAだとカード残額がゼロでなければ改札を入れるというのもおもしろい。

個人的にはパスモやセブンイレブンの電子マネーに期待。

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