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『ゴシックとは何か』

ゴシックとは何か―大聖堂の精神史
『ゴシックとは何か 大聖堂の精神史』
酒井健・著
ちくま学芸文庫

ゴシックの教会堂内部は森のようだと言われるが、
12、13世紀、人口が増え、農民たちは森林を開墾し、
あるものは都市へと移住し、そこにゴシック大聖堂が建てられた。
そのため、異教と自然信仰がゴシックには現われている。
ノートル・ダムとは聖母マリアを意味し、
ゴシックは聖母マリアの死、昇天、復活という民間信仰に根ざしている。

といった感じで、ゴシックはなぜ建てられ、
醜いものとして非難され、ゴシック・リヴァイバルとして復活したのか、
政治的、歴史的、背景を語った本。

おもしろいのだが、世界史に疎い私にはちょっと難しい。
まず、建築様式がちゃんとわかっていないので、
ガウディもゴシックなのかーという感じ。
グロテスクな怪物=ロマネスクのイメージが強いので、
ゴシックの異教ぶりもいまひとつ。
(ノートル・ダムのガーゴイルはグロテスクか。)
それでも、建築が人々の精神と密接に関わっていることはよくわかる。


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