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『PHONE BOOK―世界のケータイ』

『PHONE BOOK―世界のケータイ』
ヘンリエッタ・トンプソン・著
トランスワールドジャパン

『COLLECTABLE TECHNOLOGY』
トランスワールドジャパンから出版された
ユニークな携帯本。

世界各地では携帯電話をなんと呼んでいるか
「日本の“ケータイ”は持ち運ぶという意味がある」とか、
各国のケータイ事情、ケータイ文化を解説。

中近東では、
1日5回の礼拝を通知するテキストメッセージを送信、
メッカの方向を示すコンパス付き、コーランのテキストを収録。

北朝鮮では、
携帯電話を禁止している理由はテロリストの攻撃で
爆弾を起爆させるために使用される可能性があるから。

スペインでは、
選挙前日にテキストメッセージで抗議行動を呼びかけ
選挙結果に大きく貢献した。

中国では、
電話番号をダイアルすると、独り言やジョークが流れる。

オーストラリアでは、
飲みすぎたときに電話したくない番号(昔の恋人や上司)
を事前に通知しておくと、翌日朝6時まで
その番号にかけてもつながらないサービスがある。
メールを打つ練習をする、テキストエクササイズや
包帯を巻いて親指を保護する、セーフテキスト記念日がある。

などなど。世界レベルで比較しても
日本のケータイはデザイン、テクノロジーとも進んでいて
日本人はケータイが大好きだと分析する。

携帯の歴史では、
ハンディートーキー(1941)、
モトローラ・ダイナタック(1984)、
ノキア2110(1994)など50機種を紹介。

携帯のCMなどのイメージ写真と短めの文字で構成されており、
おしゃれな絵本のような作りだが、
イメージ写真が何を意味しているのかわかりにくい。
ケータイごとの情報も少なく、どこの国のどのメーカーなのか、
すぐにはわからないのも難点。意味不明の翻訳文も多い。
と、残念な点は多いが、この本を読んでいると、
新しいケータイが欲しくなった。

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