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『魔法の天使クリィミーマミ』

魔法の天使クリィミーマミ コレクションBOX(3)

魔法の天使クリィミーマミ コレクションBOX(2)

GyaOで配信されていたのをせっせと見てました。
最初の4話は逃しちゃったけど、第5話~52話までコンプリート。
これが“再放送”らしく、毎週4話ずつ更新されるので、
毎週4話見なくてはいけないのは結構大変。
この歳になってまでマミを追いかけるはめになるとは。

クリィミーマミ、リアルタイムで大好きだったんだけど、
(1983年~84年放送。23年前!)
あらためて見てみると、最初の方はだいぶ子供向けで
話の出来不出来にもずいぶん差がある。
何かで読んだけど、初めの頃は
優=妖精など異世界もの
マミ=アイドルもの
と交互にやってたんだけど、アイドルものの人気が高くなったので、
途中からそちらにシフトしたらしい。
境になるのが第19話『マミの一番長い日』で、
第17話『時の眠る森』ではユニコーン、
第18話『ざしきわらしの冒険』では、ざしきわらしが登場するのに、
第19話は、マミのセカンドシングル発表コンサートの話、
第20話『危険なおくりもの!』では、レコーディング風景まで出てくる。
このセカンドシングル「BIN・KANルージュ」はアニソンの名曲だと思うけど、
第19話で「BIN・KANルージュ」を歌いながら、
ヘリコプターでマミがコンサート会場に降りてくる場面を見ながら、
「ああ、この時点でマミはアニメ界において本当の意味でアイドルになったんだな」
と思ったりした。

1983年といえば、松田聖子が『SWEET MEMORIES』、
中森明菜が『禁区』を歌っていた頃で、アイドル全盛期である。
そんなときに、魔法を使うアイドルなんて話がよく作れたもんだとも思うが、
ベストテンやどっきりカメラ(第34話『スネークジョーの逆襲』)、
アイドルの親衛隊など、当時ならではの話もいっぱいあってなつかしい。

昔は何も考えず楽しく見てたはずだけど、
今見ると、「この回の作画ヘタだなー」とか、「今回の脚本はきっと誰だな」
とか考えてしまう。大人って嫌ね。
作画では後藤真砂子がピカイチ。彼女の回では瞳の星の数や、
髪の毛の線が、他の回の5倍くらい細かい。
細かすぎて、違うアニメみたいに見えてしまうけど。
優は遠藤麻未の作画の方がかわいくみえる。
脚本では伊藤和典は別格として、島田満もわりといい。
金子修介や土屋斗紀雄が参加している回もあったりする。

以下、印象に残った回など。
第13話『鏡のむこうのマミ』 脚本:柳川茂

第19話『マミの一番長い日』 脚本:伊藤和典・島田満
昔はわかんなかったけど、マミがはぐれたのは箱根なのね。
遊覧船やロマンスカーが出てくるのもおもしろい。

第23話『星のパラソル』 脚本:小西川博

第25話『波乱!歌謡祭の夜』 脚本:伊藤和典

第26話『バイバイ・ミラクル』 脚本:伊藤和典
本来はここで終了する予定が、人気に押されて延長が決定。
以後、第2シーズンとなるわけだが、クリィミーマミはこれ以降が
いちばんおもしろかったと思う。

第29話『ロープウェイ・パニック』 脚本:金子修介

第37話『マリアンの瞳』 脚本:島田満
この回の後藤真砂子の作画がすごい。マミが一番美人に見えた回。

第39話『ジュラ紀怪獣オジラ』 脚本:伊藤和典
話自体はそれほどおもしろくないんだが、今見ると、パパのアイパッチといい、
『ゴジラ』へのオマージュが満載。
後に伊藤和典と金子修介が平成『ガメラ』を撮ると思うと感慨深い。

第42話『ママの思い出ステージ』 脚本:まるおけいこ

第44話『SOS!夢嵐からの脱出』 脚本:伊藤和典
建設途中の新宿副都心が舞台。
ストーリーにも高層ビル群がからんでいておもしろい。

第46話『私のすてきなピアニスト』 脚本:土屋斗紀雄
これがマミの初恋だと記憶していたんだが、
第38話『ときめきファンクラブ』もあるから、マミは結構ほれっぽい。
ピアノ伴奏の「LOVEさりげなく」が流れる中、
ビル街に夕日が落ちていく場面は名シーン。

第48話『優とみどりの初デート!』 脚本:伊藤和典
最終回が近くなって、みどり君の片想いに決着がつけられた回。
今見るとちょっと悲しい。

第50話『マミがいなくなる…』 脚本:伊藤和典
ここでも後藤真砂子の作画が光る。

第51話『俊夫!思い出さないで』 脚本:伊藤和典
優が俊夫に告白する萌え場面があるが、
10歳の小学生と14歳の中学生カップルって。
幼なじみだとしても大人ぶりたい中学生にとって、小学生は子供。
マミにあこがれて優を子供扱いする俊夫の気持ちが今ならわかる。

第52話『ファイナルステージ』 脚本:伊藤和典
すべてに気合が入った最終回。
マミのステージが歌、衣装ともにちゃんとアイドルに見える。
23年前に見たときも泣けたけど、今見ても泣けました。
この回だけ細かい台詞までやたらと覚えているので、
あれっと思ってよく考えたら、最終回をテープに録音してたんだっけ。
(ビデオではなくカセットテープである。)
妹にその話をしたら、
「A面に最終回を録音して、B面に借りてきたレコードから歌をダビングして、
カセットレーベルに雑誌の付録のクリィミーマミのシールを貼ったんだよ。
まだどっかにあるはず」とのこと。
バカなことしてたんだなー、私。

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