« 『ベッカー教授、ポズナー判事のブログで学ぶ経済学』 | トップページ | 『ブログスフィア』 »

ピクサー展

Pixar
ピクサー展 ~『トイ・ストーリー』から最新作『カーズ』まで~
at 森アーツセンターギャラリー

『カーズ』を見てから行こうと思っていたら
最終日になってしまいましたが、『ピクサー展』に行ってきました。
ピクサーといっても、CGではなく、デッサンやパステル画、
ストーリーボード、マケット(立体模型)など、
ピクサーの美術を裏でささえる2D作品の展示会。

ピクサーのアートを意識するようになったのは
『モンスターズ・インク』から。
工場や町並み、モンスターの色まで、明るいパステルを基調としていて
きれいだなと思って映画を見ていたのですが、
記者会見で監督たちは「すばらしいパステル画を描くアーティストがいて、
その絵を基にあの色彩は作られている」と語っていました。
今回の展示会でそのアーティストがドミニク・R・ルイスだと判明。
『モンスターズ・インク』のDVDの特典にもデザイン画が収録されていますが、
青い色の満ちた工場内に、窓から差し込む光、ポツンと残っているドア
という絵は、もうそれだけで十分ひとつのアート。
『モンスターズ・インク』の世界観をどうするのか、未来的な工場にするのか、
古い煉瓦造りにするのか、といった試行錯誤が数々のデッサン画からわかります。

『Mr.インクレディブル』は特にレトロな世界観だから
カラースクリプトも1960年代(?)あたりのポスターみたいだし、
『カーズ』で私が感動した風景もデッサン画が基になっていました。

目玉作品の『立体ゾーエトロープ』は、
一見、マケットがぐるぐる回るメリーゴーランドみたいなんですが、
明りが消えてスライドが光ると、アニメーションの原理で
マケットたちがぴょんぴょん跳びはね、手を振って動き出す素敵な作品。
ジブリ美術館の『トトロぴょんぴょん』にインスパイアされたとのことで
展示会が終わっても、これはどこかに置いてほしい。

以下、『カーズ』の技術について。
車を擬人化するにあたり、目玉の位置や視線をどうするか、
背景のマット・ペイントなどおもしろい記事でした。
SIGGRAPH 2006 - 「Cars」製作秘話セッション~車に命を吹き込んだピクサーマジックの秘密
ピクサーのマット・ペインターが語る、ピクサー流制作プロセス
ピクサーの最新映画“カーズ”を支える古典的手法“マットペイント”とは?


« 『ベッカー教授、ポズナー判事のブログで学ぶ経済学』 | トップページ | 『ブログスフィア』 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/27590/3304558

この記事へのトラックバック一覧です: ピクサー展:

« 『ベッカー教授、ポズナー判事のブログで学ぶ経済学』 | トップページ | 『ブログスフィア』 »