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アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』

涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 通常版

涼宮ハルヒの憂鬱 1 通常版

涼宮ハルヒの憂鬱 2 通常版

というわけで手のひらを返して、土・日で
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』全14話を一気見しました(バカだ)。
結論から言うと、DVDがバカ売れする理由はいまだに理解できないけど、
原作におとらず、かなりレベルの高いアニメ化だと思いました。

すでによく知られているようにアニメ版は時系列をシャッフルしているので、
ちょっと悩みましたが、素直に放映順に見ることに。
しかし、これがなかなか大変、5月から6月、夏休みになったかと思えば、
秋に話が飛んで、再び夏休みから5月へ、12月の次がまた5月、
という感じで、自分が今どこにいるのか何度も放映順を確認してしまいました。

放送話数 サブタイトル 構成話数
第01話 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 第11話
第02話 涼宮ハルヒの憂鬱 I 第01話
第03話 涼宮ハルヒの憂鬱 II 第02話
第04話 涼宮ハルヒの退屈 第07話
第05話 涼宮ハルヒの憂鬱 III 第03話
第06話 孤島症候群(前編) 第09話
第07話 ミステリックサイン 第08話
第08話 孤島症候群(後編) 第10話
第09話 サムデイ イン ザ レイン 第14話
第10話 涼宮ハルヒの憂鬱 IV 第04話
第11話 射手座の日 第13話
第12話 ライブアライブ 第12話
第13話 涼宮ハルヒの憂鬱 V 第05話
第14話 涼宮ハルヒの憂鬱 VI 第06話
(wikipediaより抜粋)

以下、おおまかに感想。

第1話『朝比奈ミクルの冒険 Episode00』
噂には聞いてたけど、ハードル高っ。
ハルヒたちが文化祭に作った自主制作映画という設定なので、
しょっぱなから「み、み、みらくる~」という歌から始まって、
1話分、えんえんと、ぬるーいアニメが続く。
原作を読み終わっていて、これが番外編だと知っている私でさえ辛い。
不自然なパンやズームを多用していたり、台詞が棒読みだったり、
解説サイトによると、集音やブレ、ピンボケまで自主制作っぽさにこだわるなど
小技は満載なんですが、結果として素人が作った映画みたいなものを
アニメキャラで見せられるわけで、普通の人がついていけるわけがない。
(私の妹は放映当時、前情報なしでこれを見て、番外編であることには
すぐ気づいたものの、最後まで見る気になれず、挫折してます。
「せめてAパートで終わらせてほしかった」そうです。)
まあ、この第1話は踏み絵みたいなもので、一見さんお断りというか、
原作ファンと、この試みをおもしろいと思えるマニアしか次に進めない訳で、
逆にこれをクリアできるなら、その後はどこまでもついていってくれるだろうと。

第2、3、5、10、13、14話『涼宮ハルヒの憂鬱 I~VI』
本筋部分はかなり原作に忠実で、台詞が多少変更されているものの、
省いたり追加したエピソードはほとんどない。
私的には、キョンのナレーションはもっと淡々としたイメージだったんだけど、
まあ、あれくらいリズムがないと、つっこみにならないのかも。
長門有希や朝比奈みくるは元々アニメから生まれたようなキャラクターなので、
原作より、アニメのほうがその魅力が生きる。
(朝比奈みくるの「うきゃぁ」とか「~ですかぁ」みたいな台詞は、
アニメキャラだと思わないと、痛くて読んでられないし。)
朝比奈みくるの「禁則事項です」は原作でもイラストになってたけど、
アニメのほうがパワーアップ。
長門有希の数ミリだけうなづく感じもよく表現されている。
3人が自分の正体を告白する部分は、
あんなに端折んなくてもいいんじゃないかとか、
キョンの「ベタすぎる」という台詞は残してくれないと意味わかんないぞとか
多少の不満はあるものの、全体的にかなりうまくアニメ化されている。

第9話『サムデイ イン ザ レイン』
時系列でいくと実質、最終話。
原作者が関わっているらしいけど、これだけアニメオリジナル。
部室を3ヵ所の定点カメラからとらえたり、長門が本を読むだけの場面が
えんえんと続いたり、これもかなり実験的な回。
私が原作でいちばん好きだったのは、
事件前日の「SOS団が何もない退屈な時間を過ごした日」で、
キョンが「こういうモラトリアムな日常も悪くない」と思う場面。
アニメ本編では、ここはずいぶんさらっと流されてしまっていたので、
そのぶん、1話まるまる「SOS団の日常」が描かれているこの回が結構好きだ。
私も高1の冬、こんな日々がずーっ続けばいいのにと思った日があった。
もちろん、春になればいろんなことが変わってしまうとわかっていて、
そう望んだわけだけど、あれからずいぶんたった今でも、
その日そう思ったことを覚えている。そんな一日が描かれている。

第12話『ライブアライブ』
文化祭の話。ぶっとんだストーリーの中で、
ここだけ、宇宙人や未来人や超能力者がほとんど関係ない、学園生活。
歌を歌う場面は、絵になるし、盛り上がるけど、意外と難しい。
ハルヒに1曲まるまる歌わせて、それをストレートに描いている度量に感心。
本編では(本人が自覚していないので)ハルヒとキョンの恋愛は、
まだ始まったばかりな訳だけど、この回では、
口には出さないけど、キョンがハルヒを認めて見守っている感じがあって、
嫌味のない学園ラブストーリーっぽい。

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