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富里スイカロードレース

に参加しました。
3回目の大会出場です。

朝6時30分に新宿で待ち合わせて、京成成田に着いたのが8時30分。遠い。
さらに、会場まではバスで30分かかるのですが、これが長蛇の列で
会場に着いたのは9時50分。スタート時間は10時10分なので、後20分しかありません。
「40歳以上のレースに変更させてくれないか」と交渉したものの、ダメだと言われ、
急いで着替えて、荷物を預けて、更衣室を出た途端、スタートの号砲が。
スタート地点がわからず、うろうろ、スタート地点まで走るはめに。
号令が鳴ってから全員がスタートするまで、7分近くかかったため、
なんとかスタートには間に合いましたが、アップもできず、走る前に疲れました。

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京成成田駅前でバスを待つ列。これだけだとよくわかりませんが、
駅の改札を出たところから、トンネルを通って、写真を撮ってる交差点、
交差点の下でさらに列を折り返して、信号を渡ったところまで列が続いている。

大会自体は、給水所ならぬ給スイカ所があるユニークなもので、
スイカの仮装から、スパイダーマンやショッカー、ウサギにサルなど着ぐるみも多く
お祭り大会です。
(仮装してる人がほんとに多いので、ちょっとやそっとじゃ目立たない。
スパイダーマンがやたら子供に受けていたので、
ショッカーが「いいなー」とうらやましがっていたのがおもしろかった。
暑い中、着ぐるみで走ってるだけでもすごいですが、
「スパイダーマン、糸出して」ってよってくる子供を追いかけて、遊んであげたり、
「ウサギさん、かわいい」と言われれば「ありがとー」と声援に答えたり、
この人たちのサービス精神ってすごいなーと思いました。)

雨も困るけど、晴れて暑くなると走れないなーと、心配していた天気も、
曇りだったため、湿度はあったけど、比較的楽に走れました。

ホースで道路に水を撒きながら「来年も着てねー」と言っているおばさんがいたり、
子供が玄関先でながめていたり、
老人ホームのおじいちゃん、おばあちゃんが車椅子で応援に来ていたり、
最後の登り坂では、「坂は歩くところ。歩いて歩いて」と言っているおばちゃんがいたり、
町ぐるみの非常に楽しい大会でした。

結果は10.6km 1時間13分54秒
だいたいキロ7分で走ってるんですが、
給スイカ所と登り坂のあるところはキロ10分近くかかってました。

走ったあとも、試食コーナーでスイカが食べ放題なのが、
この大会の素敵なとこですが、2切れ食べて、
着替えてから試食コーナーに戻ったらもうスイカがなかった……。

スイカの直売コーナーで小さいのをお土産に買って、
さあ、帰ろうと思ったら、またバスが長蛇の列。今度は雨の中、1時間30分待ち。
1時間走るために、バスの移動が3時間30分、電車が4時間って、効率悪すぎ。
大会自体はとても楽しかったし、手作り運営でがんばってるのもよくわかったのですが、
交通事情とそのことに対する説明やフォローがまったくないのが残念でした。

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マスコットキャラクター、とみちゃん。
参加賞のTシャツにも、とみちゃんがデザインされていました。
とみちゃんストラップも売ってたよ。

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どこにでもいる、とみちゃん。
大きくて丸いスイカは、高くて(2個で3200円くらいだった)、重そうなので
350円の小さいスイカを購入。

梅酒

前から一度、漬けてみたかった梅酒。毎年、今年こそはって思うんだけど、
バタバタしてるうちに梅の季節が終わっちゃうんだよね。
今年は「梅酒作りたいんだけど」と妹に言ったら、
妹のほうがはりきってしまって、
ビン、氷砂糖、果実酒用の焼酎、青梅から、
焼酎を吹き付けるためのスプレー、梅酒をすくうためのミニお玉まで
1日1品ずつ梅酒用品が家に増えていく。
(一度に買うにはそれぞれが重いので)
で、とうとう、あとは梅を漬けるだけ、までに準備が整って、
「じゃ、明日起きたらやるよ」と言っておいたのですが、
待ちきれなかったらしく、私が起きたころには
梅のヘタをとって、焼酎を吹き付けて、水洗いするところまで済んでいた。

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青梅。

で、料理本のとおり、梅を漬けようとしたんだけど、
梅1kg、氷砂糖1kg、焼酎1リットルに対し、ビンは2リットル用、
とどう考えてもビンの大きさが足りない。
(ビンの大きさまでは料理本に書いてなかったので、
とりあえず、初めてだから、一番小さいのを買ったらしい。)
梅を余らせてもしょうがないので、無理やりつめこむ。
氷砂糖も焼酎も余っちゃいましたけど、ちゃんと梅酒になるのかしら。

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『泣ける2ちゃんねる III』

泣ける2ちゃんねる III
『泣ける2ちゃんねる III』
佐々木大柊/監修
コアマガジン

2ちゃんねるのまとめサイト『泣ける2ちゃんねる』の書籍化第3弾。
載っているのは、お母さんが作ってくれたお弁当、不器用な父がふと見せた愛情、
遠くに離れて初めてわかる家族の大切さ、などなど、
たぶん誰もがひとつやふたつもっている“ちょっといい話”。
これが本当に泣けるのだが、家族に対する想いは
誰でも共感できる話だからなのだろう。

それよりも私が驚いたのは、
彼らが本当に2ちゃんねるという場を必要としていることだ。

「どうしてもこの気持ちを誰かに伝えたくて、
だけど友達にわざわざ電話する内容でもないしって思って2chに書いちゃった」

「最初の頃からの2ちゃんねらで、仕事の息抜きにみていた。
祭りに参加したり、買い物をするときは相談したり
社会の裏を知ったような気がして面白がっていた。
好きな人ができ、料理板でレシピ探したり、占い板で相性みてもらったりしてた。
結婚の時は冠婚葬祭板、妊娠が判明したら育児板と
すごろくのように進んできてた。
でも出産時にトラブルがあり、わが子に一生の障害がでることがわかった。
その障害についても該当のスレッドがあるの。
もう笑っちゃうよね。」
「でもスレがあるってことは1人じゃないってことだ。」

「ずっと天涯孤独だと思ってたけど、1人じゃなかったんだという安心感というか。
このスレがなかったら、こうやってレスをつける事もできなかった。
2ちゃんねるで救われる命って確かにあると、同じ境遇の人たちにも伝えたい。」

「生と死の間を疲れ果てるまで歩き、最後に選んだのは生でした。
そして生を選んだあとにすがりつくようにたどり着いた場所が、
この2ちゃんねるでした。
おかしな話、神も仏も信じないけど、2ちゃんねるは信じていました。」

「スレがあるってことは1人じゃない」
「神も仏も信じないけど、2ちゃんねるは信じていました」
って考え方がある意味、新鮮。
どこの誰かもわからない名無しさんが、
どこの誰かもわからない名無しさんに向けて発する“ちょっといい話”。
もちろんなかにはネタもあるだろうけど、
たとえネタだとしても、必要としている人がいたり、
書き込むことで癒されている人がいるわけだ。
逆に言うと、2ちゃんにしか書き込むことができない人や想いがあるってことで。
たとえば、ガンを告知された人が家族につづる想いなど、
2ちゃんがなかったらどこにも残らなかったかもしれない。
2ちゃんねるという場がはたしている役割について考えさせる一冊。

「2ちゃんがなかったら
私の世の中ずいぶん狭いままだったなと思います。」

『「ひきこもり国家」日本』

「ひきこもり国家」日本―なぜ日本はグローバル化の波に乗り遅れたのか
『「ひきこもり国家」日本 なぜ日本はグローバル化の波に乗り遅れたのか』
高城剛/著
宝島社

高城氏の前著『ヤバいぜっ!デジタル日本』は、
私にはさっぱり何を言いたいのかわからない本だったけど、
今回の本はかなり明快。

グローバリゼーション、資本主義、格差社会などのキーワードを解説しながら、
「中途半端で、世界の舞台に立たずに「ひきこもる」日本という国は、
詰まるところ世界的な格差社会の“負け国”になるということだ。」
という話が書かれている。

著者によると、現在は“カクヘン”(確率変動)モード。
時代が変わっているのに、このまま同じパチンコ台に座って待っているだけでは、
日本は国家破産を迎える。
世界の動きをちゃんと見て、サバイブすることが必要と言う。
で、サバイブに必要なのが、
新しい地図を手に入れること(東京にこだわる必要はもはやない)。
EU英語。
財産を分散させる。
職業意識を変える。
ことなのだそうだ。

言っていることすべて鵜呑みにするわけにはいかないが、
まったく危機感のない日本経済について、
ちょっとヤバいんじゃないの?と考えさせてくれる本。

◆読書メモ

日本は世界の環境問題のリーディングカントリーになるべきなのだ。

数年前になるが、とあるハリウッドの著名監督と、映画について話し合う機会があった。
前年の作品で何が一番良かったか?と訊いてみたら、
彼の答えは「メン・イン・ブラック2」だった。
なぜなら、稼いだからだ。
映画はビジネスであり、作品に対する評価は見る人の主観によっても変わる。
プロである以上は、クオリティや芸術性を訴える前に、
まずは収益を出さなくてはいけない。金融商品だからだ。
このことをわかっていない門外漢ほどマネーゲームと罵倒する。

『グーグル革命の衝撃』

グーグル革命の衝撃
『グーグル革命の衝撃』
NHK取材班/著
日本放送出版協会

1月に放映されたNHKスペシャル『グーグル革命の衝撃』は私も見たが、
「グーグルがどれだけすごいか」ということをグーグルを知らない人にもわかるように
ペイジリンクの仕組みなどをていねいに図解していたので
わかりやすいけど、出てくる話に目新しいことはなく、もの足りないという印象だった。
このスペシャルに限らず、NHKのIT系の報道って、
よくこんなところまで取材してるなと思う一方で、
その取材が報道内容にあまり生きていなくてもったいないと感じることが多い。

この本を読んで、ここまで徹底した取材をしていたんだということに驚いた。
NHKスペシャルで放映されたのは、取材したうちの10%にもならないんじゃないか?
なかには、なんでこの話がテレビで取り上げられて、
こっちをカットしたんだと思うほどおもしろい話も多い。
グーグルがどれだけすごいのか、といった再三語られてきた話のみならず、
SEOの弊害、グーグル爆弾、グーグル八分などの問題点、
検索エンジンが経済や人々の意識をどう変えているのか深くつっこんで調べている。
「取材を続けるうちに、検索結果が客観的だなんてとても信じられなくなった」
という取材班の言葉が印象的。

◆読書メモ

その結果、検索した4人に1人が商品購入をしているが、そのうちの6割の人は
実際の店舗で商品を買っていたことがわかったのである。
つまり、ネットで検索した結果は、リアルな世界での購買行動にも
強く影響を与えているのだ。ネットショッピングをするしないは別として、
何かを買う前に検索し、その後、その情報を頼って商品を買うといった
現象が起きているのである。
「買う」か「買わない」か、その決定に検索は強く影響を与えているということなのだ。

「最高の状態では、見識ある読者に向けて編集された、深く、幅広く、
細かなところにこだわった世界の要約である。
しかし最悪の場合、多くの人にとってどうでもよい情報の寄せ集めになる。
ほとんどが真実でなく、狭く、そしてセンセーショナルな内容となる。
しかしこれは私たちが求めたものであり、選んだものである」
(「EPIC2014」)

最近では、イラクで制圧された武装勢力の自宅でイギリス軍基地の
詳細な航空写真が発見され、彼らがグーグル・アースを利用していることが
明らかになった。

「自分の支持率を上げることは難しいが、動画をうまく使えば、
相手の支持率を下げることができる。ユーチューブは、ネガティブキャンペーンの
武器としては非常に有効な手段だ。」
(明治学院大学・川上和久教授)

「私は検索が政治・宗教の手段になることを考えました。
嫌いな相手に対して利用できたらどうなるか。
あるいは、様々な理由や実質的な編集方針に利用できたらどうなるか。
人々の見方・考え方を操作するという事実です。
グーグルに私たちの知ろうとすることを決める権利があるでしょうか。
グーグルが私たちの読む本を決めるのです。
グーグルが私たちの知る手段を決めるなんて民主主義に反しています」
(キンダースタート、ビクター・グッドマン社長)

検索結果に依存することは「自分の好みに満足していればよい」
という考え方を助長し、人々の視野を狭くする懸念があるというのである。
キャス・サンスティーン教授の懸念は、インターネット社会では、同じ立場の人たちが
連れ立って極端な立場に向かいがちになるという点である。
これによって「集団分極化」が進み、民主主義が機能しなくなるのではないか
という問題意識がある。
最終的にサンスティーン教授は、インターネット上で自分の立場と異なる
言論との「思いがけない出会い」を可能にする仕組みを提唱する。

「皆さんには『常識を疑う確かな力』を養ってほしい。学問的な疑いの直感は、
その人の頭の中で多様な知が関連付けられ、構造化されて初めて働くものだ。
知を構造化することと、大量の情報をもつことは、全く異なる」
「インターネットで入手した、構造化されていない大量の情報は、
『思いつき』を生み出すかもしれないが、『閃き』を生み出すことは極めて稀だ。」
(東京大学・小宮山宏総長)

「自分の記憶に存在しなくなったことも、
インターネットの世界では永久に存在するのだと知りました。」

『ジャパナメリカ』

ジャパナメリカ 日本発ポップカルチャー革命
『ジャパナメリカ 日本発ポップカルチャー革命』
ローランド・ケルツ/著
永田医/訳
ランダムハウス講談社

『オタク・イン・USA』は、アメリカのオタク青年が日本への想いをつづった本だったが、
『ジャパナメリカ』は、日本のアニメやマンガが、なぜ今、アメリカで受けているのか、
アメリカ側から分析した本。
東映アニメーション、手塚プロダクション、GDH、スタジオ4℃などの
日本のアニメスタジオから、マンガの輸出を行なっているトーキョーポップ、
スーザン・J・ネイピアのような日本のアニメ研究家、日米のオタクたちまで
幅広く取材し、答えを探ろうとしている。

私は“クールジャパン”にはひどく懐疑的で、
日本政府がアニメやマンガを本気で輸出しようとしているのを
かなり冷めた目で見ていたのだが、著者は、
「アニメやマンガが高く評価され、求められているのに、
日本側はコンテンツとして、知的財産として輸出することができずにいる」
と、経済やビジネスの問題として指摘している。

「『ポケモン』はアメリカに輸出された日本のアイデアだった。
小学館とその提携会社が、アメリカの配給会社であるフォーキッズに、
数百万ドルも“横取り”されたというエピソードは、アニメ業界でよく知られている。」

日本のアニメ制作者たちが、過酷な労働に長年耐え、
成功に見合うだけの報酬を得ていないこともアメリカ側から見ると
非常に奇妙なことだと言う。
「日本企業は概してアイデアを生み出す者に気前の良い金銭報酬を与えてこなかった。
ハローキティをつくった女性やたまごっちのアイデアを出した女性は、
日本以外の国では大金持ちになっていたはずだが、実際は大金持ちではない。」
パックマンの発明者、岩谷徹が、平凡な住宅地に住む、
中年サラリーマンであることも驚きをもって書かれている。
「日本以外の国なら、今頃はゴルフ場にいて、二度と仕事をしなくていい身分に
なっていることを本人も十分承知しているはずだ」

押井守、大友克洋、荒牧伸志、庵野秀明ら世界的に認められた
アニメ作家は、ほとんどが60年代生まれであり、
後継者がいないのに、若いアニメーターが育つ環境がない。
このままでは、世界で起動に乗る前にアニメ産業が廃れてしまうのでは
と著者は懸念する。一方で、グローバル化のために、
日本アニメの良さが失われてしまう可能性も指摘している。
「日本人は他の国の人にどう思われるかを気にし過ぎるとき、
本当に好きなものを作らなくなってしまう。自意識過剰は芸術を駄目にする。」
(アメリカ人作家マット・アルト)

すばらしい作品を作った日本のクリエーターたちが
金銭的に正しい見返りを得ていないというのは、その通りで、
日本のアニメ産業の大きな問題点だろう。
海外で大成功した『ポケモン』ですら、輸出による利益を
きちんと得ていないという話も驚きだ。
日本がアニメやマンガをコンテンツとして輸出できるようになれば、
クリエーターたちはその賞賛に見合うだけの
金銭的成功を手に入れられるようになるだろう。
そう考えると“クールジャパン”の取り組みもそれほど奇妙には思えなくなる。
むしろ、今、積極的に道を作らなければ、
日本のアニメ自体が弱体化するかもしれないという考え方は
なかなか衝撃的だった。

「原爆が引き起こした社会の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を
マンガやアニメ作家がテーマにすることで、日本は“終末後を生きる社会”となった」
という村上隆の説は、たしかにちょっと単純すぎるけど興味深い。
そして、9.11以降のアメリカがトラウマに満ちた時代を迎え、
日本のアニメ世界をより受け入れるようになったのでは、という著者の考えも
ちょっと単純すぎるけれど、一面、当たっているところもあるかもしれない。
(それよりは、『ポケモン』などの下地で育った今のアメリカの子供たちは
日本のアニメやマンガを受け入れることに抵抗がないという話の方がわかりやすい。
受けるものは日米問わず受けるし、オタクはどこにでもいるんじゃないか?)

『アフロサムライ』でアメリカで本格的にアニメを展開しようと模索するGDHなど、
著者が会った人たちの話はそれぞれ日本のアニメを考える上で参考になる。

◆読書メモ

アトムが特に日本人らしいのはどんなところだろうか。
答えは驚くほどはっきりしていた。「アトムは悩んでいる。
そして心配する。すごく心配する」(手塚プロダクション・清水義裕)

清水氏は日本のアニメ全般の特徴である「あいまいさ」について語ってくれた。
『機動戦士ガンダム』から『攻殻機動隊』まで、今日に至るアニメ作品は総じて、
明確に定義できるジレンマ、道徳、解決策のすべてを欠いているのである。
日本には道徳を規定する中心的宗教がない。日本の仏教にも、
日本独特の信仰である神道にも道徳的行為を定める戒律はなく、
また、人生の生き方を指導する聖書もない。前後関係や、特定な状況において
どのように行動するべきか、が重要視されているのだ。

ジブリは日本の会社として、海外で利益を上げた注目すべき例外であることは
間違いない。もう一つの例外はサンリオであり、
ハローキティを箱入り娘のごとく厳重に守っている。

「(『もののけ姫』制作エピソードについて)
ちょっとした映像でアシタカの方が体重が重く、体が大きく身のこなしは
少し不器用でいて、それでも力強いことが伝わる。宮崎はこう言う。
『視聴者はこうした細かいところに気付いているとは意識していない。
けれども、実際には気付いていて、潜在意識のなかに根付いている。
視聴者はその雰囲気が分かるのだ』と。」

「アメリカでは『ポケモン』に関して何度も訴訟を起こした。任天堂アメリカには
素晴らしい弁護士のチームがいる。そうしなければ、我々は生き残れなかった。
そして私はもう一つ教訓を得た。アメリカでは成功すると訴えられる。
アメリカで誰にも訴えらていなければ、まだ成功していないという意味ですよ」
(小学館・久保雅一)

「日本には、着物や鳥居のように、線だけで世界を捉えるものの見方があります。
ヨーロッパでは、光と影を利用してきました。そのため、欧米人は昔から平面より、
立体とその量感に注意を払ってきたんです。欧米人は線にあまり注目しません。
日本人は線を使って形や輪郭やアイデアを表現することを学んできたので、
形で遊ぶのが得意です。形というのは、少し変えても同じに見える。
日本人はそのことを理解しています。でも、欧米人は光と影で物事を考えます。
光を変えると、全てが変わる。日本人は、いくら形を変えても元の要素は残る、
というように理解しています。」(スタジオ4℃・田中栄子)

「2005年、シーグラフで『9』という作品がベストストーリー賞を受賞した。
映画監督のティム・バートンが、すぐに映画化したいと言った。
しかし、受賞者は、本当は日本で仕事がしたかった。
しかし、我々は彼に働く場所を提供できなかった。
ほんとうに情けない」
(東京アニメセンターの設立について。小学館・久保氏)

『ドリームガールズ』

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (CDサイズ・デジパック仕様)
『ドリームガールズ』
at 下高井戸シネマ

シュープリームスをモデルにしたミュージカル映画、というより、
ジェニファー・ハドソンの歌がどれほどのものなのかという興味で見に行きました。

かのオーディション番組『アメリカン・アイドル』でファイナリストに残るものの落選、
『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、
アメリカン・ドリームを地で行ったジェニファー・ハドソン。
アカデミー賞受賞式で「神様はすごいことをなさる」と言っていたのが印象的でした。
(「受賞は思いがけない」という台詞には「うそつけ。なんだその自信満々の態度は」
と思いましたけどね。この台詞もあらかじめ考えてきたんだろうな。)

結論から言うと私はあまり彼女の歌に感心しませんでした。
最初の方はステージとドラマをつないでいくミュージカル手法がうまくいってるんだけど、
ジェニファーの独壇場になっちゃうあたりは、感情的な歌い上げが続くので
まだ歌うのかこいつ、という感じ。
高く評価されてる『And I Am Telling You I'm Not Going』だけど、
この勢いで「私はあなたから決して離れない」とか歌われちゃうと、
うっとおしいにもほどがある。
『アメリカン・アイドル』で「君は髪型も歌い方もおおげさすぎる」と言われたらしいが、
彼女のうっとおしいほど圧倒的な存在感は演技じゃなくてそのままですね。
エフィはどんぴしゃな役だったからいいとして、
一躍シンデレラガールとなったジェニファーですが、
女優としても歌手としてもこの後が続くんだろうか。

歌を聞かせようという意図なんだろうけど、
『And I Am Telling You I'm Not Going』のほかにも
ビヨンセの『Listen』なんかも歌い上げ系で、
かつカメラ割りにあまり工夫がないので飽きちゃう。
(『One Night Only』みたいな切り替えはおもしろいのに。)

ミュージカル映画にストーリーうんぬん言ってもしょうがないけど、
人種差別の中、ブラック・ミュージックをポピュラーなものにした
モータウンについてはもっと突っ込んで描いてほしかったところ。
売れることをめざすなら、ソウルを失い、
“白人のような”洗練さを身に着けなければいけない。
その結果、手に入れた栄光とはなんだったのか?
ジェイミー・フォックスの演じた役がわりとつまんない描き方で
終わっちゃうのが残念。
シュープリームスの『恋はあせらず』なんて
私が聴くと、「松田聖子?」と思っちゃうんだけど、
それだけ後のサウンドに影響を与えてるわけで、音楽は永遠だからね。

品川浅草六本木

忙しかった1週間をまとめてアップ。

6月8日(金)
仕事で品川へ。
時間が空いたので某ホテルの庭でも見ようかと、うろうろしていたら裏側に迷い込む。
空っぽのプールサイドになぜか並んでいる白いイス。なんだかシュール。

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「品川へ行ったのにecuteに寄らないなんて」と、ねーさんに言われたので
寄ってみた、ecute。場所がわからなくてしばしウロウロ。ほんとにエキナカなんだねー。
見つかった後は楽しくてグルグル。いやーecuteだけ近くに引っ越してきてくれないか。

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「一食しか買えないなんて!」と悩みつつ選んだお弁当。
後ろに牛の固体識別番号とか豚肉の生産者が記されているあたりがつばめグリル。

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6月10日(日)
仕事で浅草へ。
ついた途端に雨が降り出し、1時間ほど晴れ間待ち。

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浅草、芸者、忍者、ガンダムって……。


6月12日(火)
仕事で六本木へ。
暑い日でしたが、ヒルズの中はすでにトロピカル。

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実物はもっとかわいかったんだけどなー。
私の写真じゃ、かわいさが伝わらないのが残念だ。

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北陸三県物産展

小田急で「福井・石川・富山 北陸三県の物産展」を開催していて、
妹が買ってこいというので、徹夜明けによってきました。
というわけで土曜の夜は北陸三昧。
めずらしく食べ物写真にチャレンジしてみたけど、やっぱりうまく撮れなかった。

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焼き鯖棒寿司。

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富山県ます寿司。

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福井の胡麻豆腐。

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おまけでレモンバーム。(あえて女子供アングルで)

ハルノノゲシ

たまにはガーデニングの話を。
(一応、まだ続いているのだ)

冬には寂しい情景だった家の庭(ベランダ)も
春とともにぐんぐん緑が成長してます。
わかりやすいように時系列で成長記録を紹介。

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冬の間、枯れちゃったかと思っていたレモンミントは、
根っこの部分は生きていたようで、芽がでました。(4月5日)

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綺麗な若葉が伸びてます。(4月28日)

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今こんな感じ。(5月20日)

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ペニーロイヤルミント。(4月5日)

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ペニーロイヤルミントは今こんな感じ。(5月20日)

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レモンバーム。上のほうは去年の枝。
下のほうが春になって伸びてきた今年の枝。(4月5日)

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名前忘れちゃったけど、ねーさんからもらった苗。
ちゃんと生きてるよ、という証拠に。(4月8日)

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ローズマリーとラベンダーのプランターはすっかり雑草に占拠。
あまりの成長ぶりに切るのをためらい、少し様子を見ることに。(4月5日) 

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雑草にタンポポによく似た花が咲いたので、野芥子と判明。
別名ハルノノゲシというらしい。(4月28日)

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ほっておいたらハルノノゲシが巨大化。(5月20日)

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多少胸が痛みましたが、虫が食い始めたし、秋まで花が咲くらしいので、
ラベンダーの成長に関わるだろうと、ハルノノゲシを伐採。
ラベンダーのど真ん中から伸びていたので、切った跡は爆心地のよう。(5月20日)

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かたつむり発見。こいつは今もカモミールの鉢に住みついてます。(5月25日)

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ラベンダーが無事に咲きました。(5月27日)

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