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『「ひきこもり国家」日本』

「ひきこもり国家」日本―なぜ日本はグローバル化の波に乗り遅れたのか
『「ひきこもり国家」日本 なぜ日本はグローバル化の波に乗り遅れたのか』
高城剛/著
宝島社

高城氏の前著『ヤバいぜっ!デジタル日本』は、
私にはさっぱり何を言いたいのかわからない本だったけど、
今回の本はかなり明快。

グローバリゼーション、資本主義、格差社会などのキーワードを解説しながら、
「中途半端で、世界の舞台に立たずに「ひきこもる」日本という国は、
詰まるところ世界的な格差社会の“負け国”になるということだ。」
という話が書かれている。

著者によると、現在は“カクヘン”(確率変動)モード。
時代が変わっているのに、このまま同じパチンコ台に座って待っているだけでは、
日本は国家破産を迎える。
世界の動きをちゃんと見て、サバイブすることが必要と言う。
で、サバイブに必要なのが、
新しい地図を手に入れること(東京にこだわる必要はもはやない)。
EU英語。
財産を分散させる。
職業意識を変える。
ことなのだそうだ。

言っていることすべて鵜呑みにするわけにはいかないが、
まったく危機感のない日本経済について、
ちょっとヤバいんじゃないの?と考えさせてくれる本。

◆読書メモ

日本は世界の環境問題のリーディングカントリーになるべきなのだ。

数年前になるが、とあるハリウッドの著名監督と、映画について話し合う機会があった。
前年の作品で何が一番良かったか?と訊いてみたら、
彼の答えは「メン・イン・ブラック2」だった。
なぜなら、稼いだからだ。
映画はビジネスであり、作品に対する評価は見る人の主観によっても変わる。
プロである以上は、クオリティや芸術性を訴える前に、
まずは収益を出さなくてはいけない。金融商品だからだ。
このことをわかっていない門外漢ほどマネーゲームと罵倒する。

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