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『21世紀版 マーフィーの法則』

21世紀版 マーフィーの法則
『21世紀版 マーフィーの法則』
アーサー・ブロック/著
アスキー

1977年にアメリカで刊行。日本では1993年に翻訳版が出版され、
ブームになったマーフィーの法則。
今回のは2003年に出版された26周年記念版の新訳。
(日本語訳と原文が併記されている。)

オリジナルは読んだことがないが、あれだけブームになったので、
さすがに名前やいくつかの法則は知っている。
本屋でちらっと見た『マーフィーの法則 恋愛版』だったかに載っていた
「男と女はくっつくより別れるほうが難しい」とか。
この本には掲載されていなかったので、亜流なのかも。

元々のマーフィーの法則は
「失敗する余地があれば、失敗する」というもので、
つまりは、完璧など存在しないから、常に失敗しないための努力をすべきだ
という危機管理の考え方みたいなものらしい。
(ルーツについては前書きに詳しく書かれているんだけど、私なりに勝手に解釈。)

しかし、基本編はこんな感じの法則ばかりがずらーっと並んでいるので、
「マーフィーの法則って思ったよりもネガティブ?」
という気分になる。ブームの時に考えていたマーフィーの法則は
「あー、あるある」って感じのものだったんだけどなー。
たとえば、
「なくしたものが見つかると、ほかのものがなくなる。」
「自分が並んでいない列は早く進む。」
「もっとも近くに住んでいる者が、もっとも遅れてやってくる。」
「買い物袋が破れる場合は、卵が入ったほうが破れる。」
とかとか。
なので、あらためて読んでみると意外にまじめな内容なんだなと。

そんななかで笑ったのはこれ。
「じゅうぶん細かく刻めば、何でも食える。」
これって法則なんですかー?

◆読書メモ

スタッフの非効率さと愚かさは、管理者の非効率さと愚かさの反映である。
ものごとの遅れは、やりたくないという痛烈な表現である。
最後の土壇場が存在しないなら、何物も完成できない。
仕事は隔週金曜日ごとに進む。

キルケゴールの所見
人生はあとから振り返ってみてやっと理解できるものだ。
しかし、前に進まなければならない。

機械が動かないことを誰かに証明して見せようとすると、動きはじめる。
コンピューターが機能停止する確率は、作成中の書類の重要度に比例する。
ダウンロード中にエラーメッセージが現われる可能性は、終了が近づくにつれ高まる。
トラックによる配達は、ふつう1日で着くが、あなたが待っているなら5日はかかる。

P.K.ディックの規則
現実は、その実在をあなたが信じるのをやめても、どこにも立ち去ってはくれない。

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