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『モロッコ』

モロッコ
『モロッコ』

著者とか俳優とかテーマを決めて見るのが好きで、
今はマレーネ・ディートリッヒなわけです。

オープニングの外人部隊がモロッコに帰還してくる場面だけでも、
光がキラキラしていて綺麗。
(古いフィルムにはよくあるけど、)
全体にソフトフォーカスかかってて、白が飛び気味にまぶしい。
監督のジョセフ・フォン・スタンバーグは光の扱いがうまかったことで有名ですが、
どんなライティングなんだか想像もつかない。

そして最初から最後までマレーネがかっこいい。
ひとつ前の『嘆きの天使』ではまだむっちりしてたけど、
『モロッコ』ではそれが中性的な力強さに洗練された感じ。
(衣装を脱いで二の腕が見えるとやっぱりむっちりしてたけど)
マレーネに比べるとゲイリー・クーパーはまだ若造に見える。

手を振って挨拶をするところ、煙草を吸う仕草、
外人部隊を見送る表情、いちいち決まってて
「女優を最大限に美しく見せる」ということができている映画。
(『上海特急』になるとマレーネへのライティングは神業。
もう彼女の表情を映しているだけで映画になる。)

2人が恋に落ちるまで、ほとんど一目ぼれで一日もたってないんですが、
マレーネ・ディートリッヒとゲイリー・クーパーほどの美男美女が出会ったら
それはもう運命の恋でしょ、と問答無用に納得できてしまうのが、
クラシックムービーのいいところ。スターの魅力は偉大だ。

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