« 豆腐とアボガド | トップページ | オーガニック? »

かすみがうらマラソン

かすみがうらマラソン行ってきました。
(写真も撮ったけど、まちがってマクロモードで撮っちゃったのでボケボケです)

初フルという現実を直視すると、プレッシャーで不安になりそうなので、
直前まで参加証の封筒も開けないままでいたら、
1週間前になっていろいろ発覚し、「42.195km走れるのか」という以前に、
「走るのか、走らないのか」でしばし悩む。
あまりビクビクしながら生活するのは嫌だなーとか、
今なら20kmは楽勝で走れる、一度リセットしてここまで持ってくるのは
非常に大変なので、今、走っておきたいとか、
いろいろ考えて結局、参加することにしました。

会場の土浦までは常磐線に乗りますが、
前日、ほかの人のブログで更衣室やトイレ、ロスタイムの状況をチェックしていたら
(↑これ、結構大事。役に立つ情報多し。)
「日暮里からだと座れない可能性が高いので、上野から乗ったほうがいい」
と書いてあったので、素直にその作戦に従うことに。
上野行きの山手線に神田で乗り換えたら、
すでに電車の中の半分はいかにもランナー。
上野ではトイレを優先したものの、思いがけず予定より1本早い電車に乗って、
無事に座れました。日暮里ではもう満席だったので作戦成功。
電車の中は9割がランナー。
隣に座ったおじさんはランナーではないらしく、
「箱根駅伝のときには家の前の道路が閉鎖されちゃって、
店をやってるもんだから迷惑このうえない。マラソンはこりごりだ」
とこっちがドキドキするような発言をしてました。

1本早い電車だったので、スタート2時間近く前に会場入り。
しかし、余裕があるのをいいことに、着替える前にトイレに並んだり
アームバンド売ってないかなと店を探したりと、
うろうろしていたものだから、コインロッカーの空きがなくなってしまい、
混雑している荷物預かりまで持っていくはめに。
更衣室は今年から広い場所に移動したらしいのですが、
そのぶん、荷物預かりとの距離があって、広い会場をうろうろ。

9時の時点ではまだ寒かったので、長袖にしようかと悩むが、
湘南マラソンのときの教訓を生かして、半袖にジャージを腰に巻いて走ることに。
結果的にはこれが大正解でした。

スタート地点に行ってみてもまだ余裕があったので、
比較的空いている簡易トイレの列に並んでいたところ、
私の前でストレッチしていたお兄さんが急に倒れる。
それも普通の倒れ方ではなく、顔から地面に倒れて、ケイレンしている。
近くいた女性がかけよって、「大丈夫ですか!」と背中を叩いて起こし
「一瞬、意識がなくなりましたか? こういうことはよくあるんですか?
今日走るんですか? 走らないほうがいいと思いますよ。
一緒に救護室に行きましょう」と迅速な対応をしていました。
しばらく後に、お兄さんはスタッフと戻ってきて、
先ほどの女性は「救護室に行ったほうがいいと思うんだけど」とつぶやいていたので、
おそらくあのままスタートしたのでしょうが、大丈夫だったのかなー。
スタートまであと数分というところで、走るのを止めるなんて決断は
なかなかできないと思いますが。
健康でスタートできるって実は結構大変なことなのだ。

そんなこんなでスタート地点に並ぼうとしたらすでに満員。
「5時間」ぐらいの列に入りたかったのですが、どこからも割り込めず、
「6時間以内」のほぼ最後尾に。
スタートと同時に花火が鳴るものの、5分間くらい列はさっぱり動かず。
結局、7分30分程度のロスタイムでスタートしました。

20080420100711
まったく動かないスタートの列。

スタートと同時に日が差してきて、いきなり温度が上がり出したので
半袖にして良かった状態に。
かすみがうらは最初の2~3kmに橋や上りがあるのですが、
ここらへんのコース説明はパンフレットにも書いてあったので
無理せずゆっくり走る。
しかし、ゆっくり走りすぎて、最初の5kmはキロ7分30秒ペース。
このままだと17km2時間15分の関門がギリギリアウトかもとあせり出す。

5km~16kmまではなだらかなコース。
途中、
「失礼ですがおいくつですか」「82です」「いやー、俺もそうなりたいですよ」
「ハッピいいですねー」「お祭りだと思って走ってるんで」
みたいな会話があちこちで交わされていて、
こういう一期一会が大会のいいところだよねーと思いながら平和に走る。
他にも「還暦」とか「祝長女誕生」と書いたTシャツを着て走っている人がいたり、
ほんと、マラソンってスポーツとは別のところで、
みんなが目標だとか願いだとかそれぞれの想いを抱えて走ってるんだなーと。

16kmで上り坂はあるものの、これもコース紹介に書いてあったので、
てくてく上って、17kmの関門も5分ほど余裕を残して通過。
しかし、この辺から小雨が降り出し、
どんどん体が冷たくなるので、ジャージを着る。
やっぱりマラソンの時は脱ぎ着が自由にできる格好がベストかも。

20080420123515
お城かと思ったら郷土資料館。

かすみがうらマラソンは、
1kmごとにボランティアの人がキロ表示の看板を持って立っていてくれて
2.5kmごとに給水所があるという充実ぶり。
給水所の手前には「もうすぐ給水所」という看板とともに
アミノバリューのテーマソングだと思われる爽やかな曲がラジカセから流れていたり。
(何度も流れるの最初はうんざりしたけど、
後半は給水所がひとつの目安だったので天の声に聴こえました。)
しかし、後ろのほうのランナーなので、
「はい、お水でーす。アミノなくなっちゃったのよー」と言われる給水所もあったり、
私設エイドでも「おにぎり残り3個。はい、おしまい」
と食べ物がなくなってしまったり。
それでもかならず給水、後半のエネルギー切れが怖かったので、
バナナに梅干、菓子パン、飴、ともらえるものは全部食べる。
(食べすぎで走り終わったときもそれほどお腹がすいていなかったよ)

25km時点からだんだん足が重くなる。
湘南国際マラソンのときは、30kmまでなんとかなったけど、
あれから風邪を引いたりして、練習不足だったのと、
最初の上りや雨で体が冷えたジョブがここにきて効いてる感じ。
それでも30kmまでは「湘南で走ってるんだから」と自分に暗示をかけ通過。
しかし、この後がだんだん辛くなる。
「35kmの壁」というけど、私の場合、壁にぶち当たるほど速く走っていないので
突然、足が動かなくなるというより、ジワジワ走るのが辛くなり、
「ここで歩くとまだ10km以上あるんだから、
歩くにしても、もうちょっとがんばろう」と自分自身を説得しながら、のろのろ走る。

この辺では雨もすっかりあがって、傾き出した日差しが暑い。
寒くなったり、雨が降ったり、日が差したり、
6時間も走ってればいろんなことがある。
近くを走っていたおじさん3人組はひとりがコンビニに雨合羽を買いに行ったらしく
「せっかく買ってきたんだから着ろよ」
「もう雨あがったし、いいよ」
「雨よ降れー」
といった会話をしてました。
このおじさん、正直、ちょっとうるさかったんだけど、
これだけ騒いでいて、同じペースで走ってるんだから私の方が負けだよね。
(このおじさんとは結局、ゴールも同じくらいでした)

30km過ぎからは給水所ごとにストレッチを入れていたのが、
だんだん1kmごとにストレッチをしないと足が動かなくなり、
まがりなりにも走っているので歩いている人よりは速いんだけど、
ストレッチをしている間にまたどんどん抜かれて、ここらへんはキロ8~10分ペース。
村上春樹が「筋肉の革命議会」と書いていたけど、
ほんと、「がんばれ私の足」、「がんばれ私の腕」、「あと○kmじゃないか」と
体のあちこちをなだめすかしたり、励ましたりしながら走る感じ。

20080420134816
霞ヶ浦沿いを走るのだが、天気が悪かったこともあり、見えるのは田んぼばかり。

41km地点のキロ表示ボランティアはなんとチンドン屋さん。
「みなさん、あと1kmです。残りはマラソンを楽しみましょう。
41km、ちゃんちゃちゃん、
ゴールはもうすぐ、ちゃんちゃちゃん」
という感じで、とてもおもしろかったです。
(ご本人のブログを発見。ありがとうございました。)

残り1kmはヘロヘロゴール。
ゴールしたときは人生変わったりしなかったけど、
「ちゃんと走れた」と思ったらやっぱり嬉しかったです。

チップを返して受付でゼッケン番号を言うと、
その場で完走証をプリントアウトしてくれます。早っ。
プライベートタイムで5時間24分45秒。
素人くさいタイムですが(素人だし)、
まがりなりにも歩かず、完走したので、満足です。

帰りは着替えるのもめんどうなくらいロボット状態。
常磐線で座ったとたん1時間以上の距離を爆睡。
日暮里で目が覚めて、降りようとしたら、
足がものすごいことになっていてギクシャク帰りました。

20080420134816
土浦駅。貨物がかわいい。
(ここでマクロモードに気がついたので、これはまともに写っている)

20080425013751
会場で買った納豆揚げ餅と、のし梅。
納豆揚げ餅が意外にヒットで、妹に好評でした。

« 豆腐とアボガド | トップページ | オーガニック? »

「マラソン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/27590/20610920

この記事へのトラックバック一覧です: かすみがうらマラソン:

« 豆腐とアボガド | トップページ | オーガニック? »