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『バンテージ・ポイント』

『バンテージ・ポイント』
at 新宿ミラノ2

大統領暗殺事件を、ニュース番組のプロデューサー、
シークレット・サービス、観光客、テロリストなど8人の視点から描く。
パラパラとパネルがめくれるパズルのように、同じ事件がそれぞれの視点から
8回ループするたびに、事件の真相が少しずつ見えてくる、という手法が話題。

この『羅生門』システムは、それ自体が見せ方としておもしろいので、
見せ方に頼りきってしまいがちだけど、この手法だから描ける物語を、
ちゃんと構成している脚本がうまい。
最初のループでは、私たちはニュース番組のプロデューサーと同じように
一体何が起こったのか、まったくわからない。
ループがくりかえされるごとに、テレビカメラが映していたのは
真実のほんの一部にしかすぎないことがだんだんわかってくる。
それでも、最後のループで真実が明らかになると、
1回目のループで、テレビカメラはすべての伏線をちゃんと見せていたことに気づく。

テロリスト側の意図がいまいち不明確だとか、
よく練られた作戦のわりには詰めが甘くないかとか、
オチをそこにもってくるのは安易じゃないかとか、
多少の不満はあるものの、鮮やかな手品のような展開に、
まあ、いいかという気分になる。

『オープン・ユア・アイズ』のエドゥアルド・ノリエガとか、
『ボーン・アルティメイタム』のエドガー・ラミレスとか、
サイード・タグマウイとか、スペイン系俳優が印象的。

ニュースキャスターのアンジー(ゾーイ・サルダナ)が
どっかで見た顔だと思ったら、『センターステージ』のダンサーでした。へー。

ボーン・アルティメイタム [Blu-ray]

『ボーン・アルティメイタム』
エドガー・ラミレスはボーンをねらう暗殺者。
孤独なヒットマンが似合う顔なのね。

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