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映画『アフタースクール』

アフタースクール

『アフタースクール』
at 早稲田松竹

「甘く見てるとダマされちゃいますよ」
という宣伝コピーから予想はつくので
1回目のドンデンはひっかからなかったけど、
2回目、3回目は小気味よくだまされる。
ラストにいたってはだまされることが心地いい。

冒頭、大泉洋が「休みだから、大丈夫」と言う。
この台詞から見ている方は勝手に「長い休みってことは
学校の先生か何かかな」と想像する。事実、彼の職業は教師だ。
そんな風に、ささいな台詞やディティールに観客は想像力を働かせ
登場人物たちの気持ちや背景を勝手に構築して、彼らをわかったような気になる。
例えば、堺雅人を送り出す常盤貴子の表情がやけに寂しそうだったり、
出社する堺雅人の台詞がまるでもう帰ってこない人の言葉のように感じたり、
もちろん、その中のいくつかはミスリードなのだが、
観客はむしろ自ら進んでだまされているのだ。

『水曜どうでしょう』をはじめ、大泉洋出演作をほとんど見ていないので
彼の人気がいまひとつ理解できなかったのだが、
(彼は女より男にモテる?)
この映画の大泉洋は、同級生にこんな奴いたらいいな、
と思わせる“いい人”を嫌味なく演じている。

田畑智子は久しぶりにスクリーンで見た。
美人ではないけど、なかなかかわいい。
最初、「彼女がクラブで一番人気のホステスなんて無理がない?」
と思ったものの、「愛嬌があるからああいうタイプが好かれるのかも」
と勝手に納得。(その時点でもう術数にはまってるんですけどね。)


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