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本『オーディオの作法』

オーディオの作法 (ソフトバンク新書) (ソフトバンク新書)

『オーディオの作法』
著 麻倉怜士
ソフトバンク新書

麻倉さんによる実践的オーディオ入門書。
スピーカー、アンプ、プレーヤーの基本3点セットの選び方から
スピーカーの間にテレビを置かない、
オーディオ選びはカタログだけでは絶対にできない、
床へのベタ置きは厳禁、
スピーカーと床の間にフェルトのようなやわらかい布を入れて、
有害な音波を吸収する“フェルティング”のやり方、
CDは必ず「2度がけ」する、
プレーヤーには振動を与えない、
電源のプラスマイナスを正しくするだけで音が変わる、
CDはハンドソープを泡立てて水洗いする、
などなど、音質向上のためのテクニックを紹介している。

予算別オススメオーディオセットも載っているけど、
高いものを買えばいいわけではなく、
自分の聴く音楽にあわせて、好みの音を出してくれる機器を
実際に視聴して、自分の耳で選ぶことを基本としている。
お金をかけなくてもすぐに実行できそうなテクニックが
書かれているところもいい。
なかでもびっくりしたのは「CDの2度がけ」。
一度、プレーヤーに入れて読み込ませたCDは、
イジェクトしてかけたほうが音がいい、というんだけど本当?
(やってみたけど、いいような気もするし、変わらないような気もするし、
私の耳ではわかりません。)

麻倉さんの文章のすばらしいところは読んでいると
今すぐいい音楽を聞かなきゃ、という気分になるところ。
まったく知らないクラシックやジャズの演奏でも
それがどんなにすばらしいか、文章でちゃんと伝えている。

「オーディオの目的は生の音楽の感動をリスニングルームに蘇生させること、
そのためには生演奏を体験して“感動の経験値”を上げてほしい」
という文章にのせられて、
さっそくオペラシティのランチタイムコンサートに行ってきました。
ピアノ演奏で、曲目は、
V.ノヴァーク『思い出』
B.スメタナ『海辺にて』
W.A.モーツァルト『トルコ行進曲』
R.シューマン『トロイメライ』
F.ショパン『華麗なる大円舞曲』
F.ショパン『革命』
半分くらい眠りながら聴いてたんだけど、
生のピアノの音で眠るってすごく気持ちいい(笑)。
心より体にいい感じ。
オーディオセットをそろえることのできない私としては、
こちらの方法で経験値を上げていきたいです。


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