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DVD『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』

ターミネーター : サラ・コナー クロニクルズ 〈ファースト・シーズン〉 Vol.1 [DVD]

ターミネーター : サラ・コナー クロニクルズ 〈ファースト・シーズン〉 コレクターズ・ボックス [DVD]

『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』

タイムライン的には『T2』の5年後で、『T4』につながる
(なんと『T3』とは時間軸が違うという設定)らしいが、
製作側の『T3』に対するアンチテーゼといった感じ。
『T3』のちゃぶ台返しには唖然としましたが、
結局、「審判の日は来る」という前提の元に『T4』が作られるなら、
そこにいたるまでを軌道修正しましょう、というわけ。

第1話は特に『T1』、『T2』の世界観を意識した作りになっており、
CGを含めたエンターテイメントとしては『T2』は最高におもしろいけど、
ストーリーの良さとしては『T1』のほうが傑作だったわけで、
そこをちゃんとふまえているところが良い。
しかし、美少女型ターミネーターはどうみても『T3』のT-Xからくる発想だし、
ジョン・コナー役のトーマス・デッカーは、『T2』のエドワード・ファーロングと、
『T3』のニック・スタールを足して2で割って、水で薄めた感じ。
(この『サラ・コナー クロニクルズ』自体が、ある意味そんな感じですが。)
『T1』→『T2』→『T:SCC』→『T4』ではなく、
あくまで『T3』も見た上で、この『T:SCC』を見ると、
楽しめる、そんな位置づけでしょうか。

キャメロン役のサマー・グローは美少女というには
口元とデコがいまいち惜しい感じなんだが、機械的な動きとか
無機質な表情とか、悪くない。
サラ役のレナ・ヘディは、リンダ・ハミルトンには見えないが、
薄めたサラ・コナーとしては、いい雰囲気を出している。
ブライアン・オースティン・グリーンについては、おじさんになったなー
というのが一番の感想。

『T2』では見られなかった、サラとジョンの逃避行の日々を
ていねいに描いていて、親子の絆がクローズアップされていたり、
ターミネーター同士のアクションは、派手さには欠けるものの、
基本は十分押さえているし、
キャメロンのバレエシーンとか、エピソード9の「ハッピーバースデー」とか、
おっと思う場面も多く、『ターミネーター』ファンなら楽しめる出来。

まだシーズン1なので、
はたしてキャメロンは本当に味方なのか、
ジョンが気にしてた女の子の過去は、
タークはいかにしてスカイネットになるのか、
デレク・リースがスカイネット刑務所で受けた処置は何なのか、
など、回収されていない伏線がいっぱい。
すでに『T2』の1997年8月29日、『T3』の2004年7月24日、
『T:SCC』の2011年4月21日と“審判の日”が3つもあるわけで、
まだまだ歴史は変わるかもしれませんが、とりあえずシーズン2は見たいと思います。

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