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本『仕事するのにオフィスはいらない』

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)
『仕事するのにオフィスはいらない』
著 佐々木俊尚
光文社新書

カフェを渡り歩きながら仕事をするプログラマーや
オフィスをもたず、土曜日だけみんなで集まる会社など、
新しいワーキングスタイルを紹介。

ノマド(遊牧民)ワーキングとは、たんに「オフィスをもたない」とか
「カフェで仕事をする」ということではない。
会社にしばられず、対等な立場で仕事をする、
フリーランスという働き方で、不況の今こそ、
自分自身で人生を切り拓くべきだと著者はすすめる。

実際にフリーのジャーナリストである著者が
(といっても佐々木さんはかなり成功者側な気もするが)
集中力、時間、情報をどうやってコントロールするか、
活用すべきクラウドサービスの使い方を解説している。

クラウドサービスにそれほど目新しいものはないが、
具体的な使い方や考え方がとても参考になる。

先週、風邪が直らないまま、家と仕事場を瞬間移動したい
と思いながら、会社に通っていて、
9割ぐらいの仕事は家でもできるよなーと思っていた私としては
ノマドワークスタイルにあこがれる。
インターネットがここまで発達した今、
会社でなければできない作業はほとんどなくて、
最大のネックとなるのは、コミュニケーション。
うち会社の場合、職場でのたんなるおしゃべりや、
同僚たちの流行り廃りがそのまま仕事に関係してくる。
また、あーでもない、こーでもないという打ち合わせから
生まれてくるものも大きい。
「オフィスがある」ことの一番の意義はそれではないかと思う。
しかし、この本で紹介されている会社の例では、
スカイプで連絡を取り合うことで、それすらうまく機能しているようだ。


◆読書メモ

『エコノミスト』2007年4月10日号「ついにやってきたノマド時代」

メディアマーカー

「いつでも会社を辞めてやるよ」と思っていて、
でも会社から「辞めないでほしい」と考えられているような会社員
そんな会社員であるべきだと、新野さんはずっと考えてきたのです。
とはいえ、そうなるためには自分自身の能力を磨かなければなりません。
いつフリーになっても大丈夫という裏付けがなければ、
社員と組織の関係は対等にはなっていきません。

おそらくこれから先の時代には、会社などという古くさいシステムは
姿を消して、もっと違うかたちで人と人がつながり、
コラボレーションして仕事をするような社会が現われてきているでしょう。

それでも人生の時間は限られていて、すべての書籍を読んで
すべてのものごとに精通し、世界のすべての観光地を自分の目で見て、
すべてを学ぶことは不可能なんだと、多くの人が悟るようになります。
そして時間こそが唯一の希少価値のあるものだと人々を気づくようになります。
時間は作り出すことができないし、人からもらったり、
あるいは自分の余った時間を人に販売することもできません。
余った時間を将来のために貯金しておくこともできません。
時間は本当にわずかしかなく、金よりもダイヤよりも貴重なものなのです。

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