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本『ソーシャルメディアマーケティング』

ソーシャルメディアマーケティング

『ソーシャルメディアマーケティング』
著 オガワ カズヒロ(小川浩、小川和也)
ソフトバンククリエイティブ

ここでいう“ソーシャルメディア”とは、Twitter、ブログ、SNS、
YouTube、Flickrなどを指すらしいが、
本書はソーシャルメディアというよりはTwitterを使った
マーケティング戦略の話。

YouTubeだのブログだの、新しいサービスが注目をあびると
すぐにビジネスにどう利用できるかという話になり、
昨年大ブレイクしたTwitterもテレビや雑誌で取り上げられるときは
必ずビジネス利用の話になる。
個人的にはTwitterに広告があふれるようになるのは
なんだかなと思うのだが、嫌ならリムーブすればいいだけの話でもある。

Twitterを使ったマーケティング例として
ユニクロやLADY GAGAの名前があがっており、
昨年11月に行われたユニクロのキャンペーンの際には、
私もユニクロをフォローしました。
その後、毎日のようにセール情報をつぶやかれるのは
うるさい気もしたけど、気になっている商品がセールになると
ちょっと買いに行こうかなと思ってしまうのも事実。
LADY GAGAも確かにTwitter上でいろんな人がこの名前を
つぶやくようになってから、注目し始めたなと。

週刊ダイヤモンドのTwitter特集で、ホリエモンが
「『This is IT』と『アバター』は絶対Twitterで流行った」
って言ってたけど、作品自体に力があったことはもちろんで、
Twitterだけが理由じゃないとは思うが、
みんなが「すごい」、「おもしろい」とつぶやいていた
口コミパワーはやっぱりあなどれない。

本書はマーケティングの本なので、
Twitterをマーケティングに使おうと考えている人以外には
それほど興味をもてない内容かもしれない。
戦略ということで、やたらと軍隊とか戦争とか武器のたとえが
でてくるのも、少々うるさい。
あと、自分のところのシステムを宣伝しすぎ。
ただ、Twitterのビジネス活用事例としては、
いろいろ参考となる話も多い。
最近でいえばUCCの失敗例(?)やすし処さいしょの成功例(?)
などにも見られるように、Twitterマーケティングはまだ始まったばかりだ。
(UCCの真摯な対応はむしろカブをあげたんじゃないかと思いますけどね。)

「フォロワー数×1円割引」――太っ腹な“Twitter割り”はなぜ可能だったのか

「Twitterを理解していなかった」――UCC、キャンペーン“炎上”を説明 勉強会で経験共有へ


◆読書メモ

Web2.0自体は、確かにWebというプラットフォームが進化したことを示す
テクノロジートレンドだったが、同時にそのプラットフォームを使う人間や
リアルな世界の動きに連動し始めたことによって生まれた社会現象を
指していた。つまり、Webが進化して、その影響がユーザーであるわれわれ
一人ひとりの社会生活にまで及び始めていることが革命的だったのだ。

もう一つのポストWeb2.0の顔が、“超新鮮なWeb(The Super Fresh Web)”だ。
この言葉は、Twitterの創業者の一人であるビズ・ストーンのものだ。

もとはGoogleに買収されたブログサービスであるBlogger.comを離れた
技術者たちが作り上げ、多くのユーザーが育ててきた新しい企業、
それがTwitterだ。

スターバックス
街中でポスターを見つけたら写真を撮ってTwitterで公開してもらうという
キャンペーンを行った。

ITmedia
Twitterを活用したセレクトメディア「OneTopi」
アルファブロガーらをニュースのキュレーター(専門知識をもって
収集資料の研究に携わる人)として任命し、彼らがセレクトした
自社メディア内の記事や、それらに対する専門的なコメントを、
自社メディア内で公開するだけでなくTwitter上にも公開する。

オバマ陣営では主にインターネットを活用するメディアチームに
80人ものスタッフを抱えていたという。
オバマ陣営のソーシャルメディアマーケティングを指揮したのが、
実はFacebookの共同創設者の一人、クリス・ヒューズだった
というのも象徴的だ。

オンラインクローゼット
ガードローブオンライン
ドレスファイル

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