« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

本『新幹線と日本の半世紀』

新幹線と日本の半世紀―1億人の新幹線‐文化の視点からその歴史を読む (交通新聞社新書)

『新幹線と日本の半世紀
1億人の新幹線‐文化の視点からその歴史を読む』

著 近藤正高
交通新聞社新書

戦前の「弾丸列車」計画から東海道新幹線開業、
公害問題、海外への技術輸出、リニア開発まで、
新幹線の歴史を文化的側面からつづる。

個人的には覚えているという意味で、
「シンデレラ・エクスプレス」の章が一番おもしろかった。
マスメディアとか広告が人々を動かしていた懐かしき時代。

続きを読む "本『新幹線と日本の半世紀』" »

本『GIGAZINE 未来への暴言』

GIGAZINE 未来への暴言

『GIGAZINE 未来への暴言』
著 山崎恵人
朝日新聞出版

ニュースサイト『GIGAZINE』の編集長が語る未来のインターネット像。
いろいろおもしろい視点はあるものの、
「暴言」的書き方のせいか論旨がわかりにくい。
未来のインターネットは「無料であるものに対価を払う」
ようになるかもしれないが、
そうならないとGIGAZINEみたいな独立メディアもやってけないもんね。

本『報道再生』

報道再生  グーグルとメディア崩壊 (角川oneテーマ21)

『報道再生 グーグルとメディア崩壊』
著 河内孝、金平茂紀
角川oneテーマ21

アメリカにおける新聞の衰退と独立系メディアの急伸。
そして、わずかな猶予しか残されていない日本の報道は
どうやって再生すべきか。
共著なので結論がわかりにくいが、何のために報道するのか、
ジャーナリズムとは何かが今こそ問われている。

関連本:『次に来るメディアは何か』

続きを読む "本『報道再生』" »

本『巨人‐阪神論』

巨人‐阪神論 (角川oneテーマ21)

『巨人‐阪神論』
著 江川卓、掛布雅之
角川oneテーマ21

江川と掛布が自分たちの勝負について、
今の巨人・阪神について、野球論を語る。

正直、野球の話はよくわからないが、
2人の対決を見にきた観客のため、初球は必ずカーブで、
しかも打たないというのが暗黙の了解だった話とか、
彼らのプロ意識がおもしろい。


本『ブログ誕生』

ブログ誕生 ―総表現社会を切り拓いてきた人々とメディア

『ブログ誕生 ―総表現社会を切り拓いてきた人々とメディア』
著 スコット・ローゼンバーグ
NTT出版

「ウェブログ」という言葉が生まれ、人々が自分について語り始め、
既存のジャーナリズムと対立する存在となった、ブログの歴史をつづる。

最初は今さらブログ?と思ったのだが、
誰もが自分について、自分のおもしろいと思うことについて語り始めて、
ネットのあり方が変化していく様子がよくわかる。

アメリカの事例がほとんどなので、登場するアルファブロガーにしても、
ギズモードとかテッククランチとかボインボインくらいしかわからないけど、
職場の悪口を書いて「デュース」された彼女がママブロガーとして
産後うつを乗り越えた話や、『Blogger』を作ったエバン・ウィリアムズが、
ググールに買収されたあとTwitterを作った話など感動的。

個人的には、ブログにちゃんと書こうとすると、すごく時間をとられてしまうので、
最近では映画や本の感想、近況などはTwitterですませてしまうことがほとんど。
でも、本の感想なんかは、後から誰かが読んだり、
自分でも読み返して役に立ったりするので、
ストックとしてブログを活用しようかと思います。

続きを読む "本『ブログ誕生』" »

本『金メダル遺伝子を探せ!』

金メダル遺伝子を探せ!

『金メダル遺伝子を探せ!』
著 善家賢
角川書店

短距離に強いジャマイカの選手、
長距離に強いケニアやエチオピアの選手、
トップアスリートたちの遺伝子を分析。
運動能力を左右する“金メダル遺伝子”を探る。

2月に放送されたNHKの番組は見ていたのだけれど、
番組ではわかりやすいところを中心にまとめていたので、
放送されなかった部分がやっぱりおもしろい。

遺伝子だけで優位性を語ってほしくないという元メダリストや、
分析結果を前向きにとらえ練習方法や種目を変える選手など、
まだ遺伝子研究は始まったばかりだという印象。


続きを読む "本『金メダル遺伝子を探せ!』" »

本『未来型サバイバル音楽論』

未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)

『未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか』
著 津田大介、牧村憲一
中公新書ラクレ

ミュージシャンが直接リスナーに音楽を届ける、
次世代レーベルの可能性について論じる。

CDが売れなくなったのはなぜか、日本のレーベル史、
音楽受容の変遷、フェスブーム、TwitterやUSTREAMの果たした役割など、
いろいろ興味深い。形は変わっても音楽は流れ続ける。

続きを読む "本『未来型サバイバル音楽論』" »

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »