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本『ヤバい統計学』

ヤバい統計学

『ヤバい統計学』
著 カイザー・ファング
阪急コミュニケーションズ

交通渋滞、ディズニーランドの行列、
O157の発生源、SAT(大学進学適正試験)の公平性、
ドーピング検査、飛行機事故と宝くじの確率
などなど、実用に使われている“統計学的思考”を紹介。

いちばん驚いたのは、ディズニーランドのファストパスが、
待ち時間を短くしているわけではない、という事実。
列に並ぶ代わりに、ほかのアトラクションに乗ったり、
食事に行ったりできるだけで「待ち時間」自体は変わっていない。
ファストパスは、人数と待ち時間をチェックして、
戻り時間を算出する統計学的システムで支えられている。

ドーピング検査の基準を厳しくすると、
「間違った陰性反応」は減らせるが、
「間違った陽性反応」が増えてしまい、
スポーツ選手にとって陽性反応は選手生命に関わる問題になる。

SAT(大学進学適正試験)は、黒人と白人、男性と女性で
平均点に偏りがないように「公平に」作成しなくてはならないとか。

訳がややわかりにくのと、
同じ話が何度も出てきてくどいところはありますが、
全体的には「へー」と思うことが多かったです。


◆読書メモ

ほとんど知られていない話だが、
この著名な看護師(フローレンス・ナイチンゲール)は優れた統計学者でもあり、
1874年には米統計学協会の名誉会員になった。

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