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本『パブリック』

『パブリック 開かれたネットの価値を最大化せよ』
著 ジェフ・ジャービス
NHK出版

『グーグル的思考』の著者、というかデルのサービスに対し、
文句をブログに書いて有名になった“デル・ヘル”の
ジェフ・ジャービスによるパブリック論。
フェイスブック全盛の時代、自分の情報をネットに公開するのは
いいことなのか、人はどこまで情報を公開すべきか、
プライベートとパブリックの境はどこにあるのか、と問いかける。

ジェフ・ジャービス自身は、自分が前立腺癌であることを
ブログで公表しているぐらいなので、パブリック擁護派。
というより、プライバシー擁護派に対抗するために
この本は書かれているので、基本的にパブリックであることに前向きだ。
(プライバシーとパブリックは相反するものではないと著者は言う。)

私もこのブログで自分の病気について公開しているので、
(このブログでいちばん読まれているのはチョコ関係なのです。)
公開すること、シェアすることのメリットはわかっているつもり。
でも、それは同じ病気で悩んでいる人に読んでもらいたいだけで、
ちょっとした知り合いに話したいわけではない。
(親しい友人に知られるのはOKだけど、
会社の同僚レベルにはちょっと。)
だから、この話をFacebookに書こうとは思わない。

ザッカバーグのようにパブリックを全面的に肯定する気にも
まだなれず、かといってプライバシー擁護者のように
ネットをすべて怖いともいいきれない。
その境界を考えるにはいい本。
しかし、答えは私が出すよりも早く、ネットが決める気がしますけどね。
良かれ悪しかれ、世の中はどんどんパブリックになっていくのだ。

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本『リーダーの値打ち』

『リーダーの値打ち 日本ではなぜバカだけが出世するのか?』
著 山本一郎
アスキー新書

「私たちはこんなに頑張っているのに、なぜ成果に結びつかないんだろう?」
という第1章はなかなか耳が痛かった。
「どうして、こんな馬鹿な人が組織のリーダーになっているのだろう?」
という第2章はスカッとした。すべての上司に読んでいただきたい。

「本来のトップというのは、目的を設定し、そこに参画している人たちに対して
その目的の達成に参画してもらうことが主たる任務です。
個人でも組織でも社会でも、そこの長となる人物は、
まず自己の存在を見つめ、そこからどこへ向かっていくのかを規定し、
歩き始めるところから、すべてを始めなければならないのです。」

しかし、そのあとの日本の閉塞感の理由と現状分析は
独特の書きかたもあり、肯定しているのか否定しているのかわかりにくかったり、
最終的に、理想のリーダーが育たないなら、自分が理想のリーダーになるべく
努力するのが近道(ともとれる)結論なのはなんとなく肩透かし。
著者にしては優しい物言いだなとも思うのですが。

個人でも会社組織でもまず「事実の自分と向き合い」、
「どこへ向かうのか」を整理すべきというのはもっとも。
来年の指針としたいと思います。

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アフィリエイト!

そうそうココログアフィリエイトが終わっちゃったので、
通常なら5000ポイント以下だとできない換金ができるのです。

そういえばいくらぐらいなの?
と確認してみたら、4165円になってました。

アフィリエイトで稼ぐ気はもちろんなく、
たんに表紙画像を載せたかっただけなのですが、
こんな細々としたブログでも塵も積もればなんだなー。

本だと『シェア』とかネット関係が売れたようです。
あと、意外にミルクスチーマーとか。
(Amazonだと自分が載せた本以外でも、アフィリエイト経由で
Amazonに移動して、本を買ってくれるとポイントになるようです。)

Amazon

来年4月までしか換金できないので、手続きもしてみました。
本何冊分かになるので嬉しいです。

わざわざこのブログ経由で
本や物を買っていただいた方々ありがとうございました。


本『ビジネスマンのための「行動観察」入門』

『ビジネスマンのための「行動観察」入門』
著 松波晴人
講談社現代新書

“行動観察”という手法を使って、
「顧客は何を望んでいるか」を探り出したり、
業務改善に役立てたりする、という実例。

たとえば、あるイベントで人の流れを観察して、
入口にはお客を迎える販売員がたくさんいるので、
むしろお客は入りづらくなってしまい、入口より出口側を利用する人が多かった。
販売員の立ち位置を変えると、入口から入る客が増え、
そのほか、説明ボードや人気コーナーの位置を変えると、
売り上げが3倍になった。

また、売り上げのいい営業マンとダメな営業マンを観察し、
言語化しにくい営業のノウハウを、人材育成に役立てる。
電話や打ち合わせなど、本来の仕事以外に時間がとられて、
残業の多いオフィスをどう改善するか。などなど。

本文内にも出てくるように、
観察の結果、得られる気づきとかソリューションは
ごく当たり前のことが多い。
しかし、この当たり前のことができていないと。

著者は実際に“行動観察”をビジネスにしている人なので、
具体例はわかりやすいが、苦労話とか
観察者と信頼関係を築くためのコミュニケーションなど
ちょっといいね的話が多く、
行動観察に必要な“科学的裏づけ”はイマイチわからなかった。
あと、行動を観察するだけではダメで、
そこからどう改善するか、解決策を考えることが
いちばん重要なわけなんだけど、
それは観察したからってすぐにわかるわけじゃなくて、
観察者の腕次第な気もするわけです。

ただ、意識をもって“観察”するってのは
誰でも始められることなので、日常的な応用範囲は広いと思う。
イベントの人の流れの改善とかとても参考になる。


◆読書メモ

「話すときに、みんなあまりにも考えていない。
まずは脳を通してから言葉を出さないと」

本『お金を生み出す“朝30分”の習慣』

『お金を生み出す“朝30分”の習慣』
著 田口智隆
大和出版

タイトルはやや釣りみたいなもので、
30分早く起きたからといってお金持ちになれるわけではない。
まずは30分から始めようということであり、
その時間でブログを書いてアフィリエイトで稼いだり、
自分の勉強のためにつかったりしましょう、ということ。
(ココログはアフィリエイトなくなっちゃって
お金なんか稼げなかったけど、表紙画像がなくて困るわー)

著者の「~だよね」という馴れ馴れしい書き方も
ちょっと読みづらい。

ただ、時間を大切にしない人、管理できない人に
お金を管理できるわけないし、人生を大切にできないよ、
という主張はごもっとも。
とりあえず、朝美人をめざそう。


◆読書メモ

「ひと月に自分がいくらお金をもらっているのか?」
「ひと月に自分がいくらお金を引かれているのか?」
この2つのことを知らないのに、「お金が貯まる」なんてことがあると思う?

お金が貯まるようになりたいなら、
なにより「今」という時間を大切にすることから始めるべきだ。

ただ「やらなくてもいいこと」「本当は優先順位がずっと低いこと」
にお金や時間を回していて、大切なことにお金を回していないだけの話なのだ。

本『夢をかなえる。』

『夢をかなえる。
思いを実現させるための64のアプローチ』

著 澤 穂希
徳間書店

なでしこジャパン澤選手の本。
自己啓発本みたいなタイトルだが、地道な努力を重ねてきた人の
「夢をかなえる」方法なので、そうとう堅実な内容。
「高い壁もひとつひとつレンガを積み重ねていけば登ることのできる階段になる」
という言葉もこの人がいうと重みがある。


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