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本『社会の抜け道』

『社会の抜け道』
著 古市憲寿、國分功一郎 構成 速水健朗
小学館

社会学者・古市さんと、哲学者・國分さんが、
IKEYAとコストコに行って、ショッピングモールについて語ったり、
原発デモや保育園や食や住民運動や反革命について語った対談集。

頭のいい人がカジュアルかつフランクに語っているので
とてもおもしろい。

國分 一緒に保育園を見に行って、「楽しいなぁ」とか「子どもいいなぁ」
とか思わなかった?
古市 確かにかわいいけど、だったら猫のほうがかわいくないですか?

といった古市くんコメントも笑える。
古市さんが『希望難民ご一行様』の著者だったって今さら気がついたり。
彼がこの若者的視点というか、新進気鋭の社会学者スタンスで
いつまで行けるのかわかりませんが、ここらへんの東チルドレンというか
(学者の序列はよく知らないので、勝手なこと言ってますが)
ネットが当たり前にあった世代の考え方とか物の見方はおもしろいな。

まえがきの
「こんな風に僕は、資本主義だとか、消費社会だとか、
インターネット網だとか、世界規模の何かに囲まれて毎日を生きている。」
というのは“今の気分”をよく表していると思う。

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