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本『ナラタージュ』

『ナラタージュ』
著 島本理生
角川文庫

高校のときに恋をした先生に大学生になって再会し、
想いを募らせる女性の物語。
冒頭から過去を振り返る設定なので、
高校の話に戻ったり、1週間前の出来事が語られたり、
時系列が多少行ったりきたりする。

先生に恋をするといっても、強く共感している仲なのに、
先生側の事情や弱さによって、結ばれることがないふたりなので、
ほのぼのとした片思いではなく、不器用な大人たちの恋愛。

ヒロインにも先生にも小野君にも柚子ちゃんにも共感できず、
彼らの行動がうまく納得できなかった。
個人的には葉山先生より小野君に好感をもつけど
大学生の頃だったら、むしろ弱さやずるさを含めて先生に惹かれるのかも。
ヒロインと小野君が少しずつ親しくなっていく感じの描写が細かく
大学生の頃を思い出しました。

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