« 本『フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠』 | トップページ | 本『寂しい生活』 »

本 『暦の歴史』

暦の歴史 (「知の再発見」双書)

『暦の歴史』
ジャクリーヌ ド・ブルゴワン
創元社

教科書的でちょっと読みにくいので大雑把にメモ。
テルミドールって何かのコミックにでてきたような。

地球の自転周期が1日の長さを決め、
月の公転周期が1ヵ月、太陽を回る地球の公転周期が1年の長さになる。
これらは天体観測によって計測できるが、3つの周期に数学的関連はないし
(月の公転周期と地球の公転周期は当然ながら無関係)、
周期も一定ではない(1日は23時間59分39秒から24時間0分30秒まで変わりうる。
1日が24時間なのは平均値に過ぎない)。

3つの周期のバランスをどうとるか、
そのままではずれてしまう暦に閏月や閏日をどうはさんで調整するかで暦が作られる。

1朔望月(新月から次の新月まで)はおよそ29.5日なので、
太陰暦の1年は30日と29日を交互に並べた12ヵ月で構成される。

1週間が7日なのはバビロニアとユダヤ教から。
週は自然の規則性に基づかず完全に人工的に定められた。

昼と夜が12時間で1日が24時間なのは、1太陽年が12朔望月に当たること、
古代バビロニアでは60進法が使われていて60の約数である12が選ばれたという説も。

フランス革命暦では十進法が用いられ、
1日は10時間、1時間は100分、1分は100秒。
月は葡萄月(ヴァンデミエール)、熱月(テルミドール)など
詩的な名前がつけられたが、短期間で挫折している。

暦は農作業の日程や祝祭日の決定に関わり、
暦を作成することができた聖職者や権力者の力は大きく、
政治と宗教の影響を受けずにはいなかった。

« 本『フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠』 | トップページ | 本『寂しい生活』 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/27590/74032856

この記事へのトラックバック一覧です: 本 『暦の歴史』:

« 本『フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠』 | トップページ | 本『寂しい生活』 »