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本『トム・ソーヤーの冒険』

トム・ソーヤーの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)
トム・ソーヤーの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)

『トム・ソーヤーの冒険』
マーク トウェイン
岩波少年文庫

お前なら行けるさトム 誰よりも遠くへ〜♪

子供向けの本がうちにあったので何度か読んでいるはずのトム・ソーヤー。
岩波少年文庫版をあらためて読んでみると、
教会や学校の描写にマーク・トウェインらしい風刺が散りばめられていて、
ここらへん子供が読んでもあまりおもしろくないだろうなという感じ
(大人が読んでもあまりおもしろくない)。

エミーに夢中だったのにベッキーが転校してきたとたん、
エミーに冷たくしてベッキーを口説き始めるとか、トムって結構嫌なやつ?
そんなトムの気を引くため別の男の子と仲良くしてみせるベッキーもどうなのか。
(ここらへんは子供向け本では適当にぼかされていたんだろうと思う)

それでも家出して海賊ごっこをしたり、殺人事件に巻き込まれたり、
宝探しをしたり、洞穴で迷子になったりといったあたりの展開は
さすがにめちゃくちゃおもしろい。

混血のインジャン・ジョーが悪者だったり、
ハックが黒人ジェイクをいいやつだと言いながら
一緒に食事をするところは見られたくないと言うあたりが
1876年南部の物語だと思う。

表紙イラストはノーマン・ロックウェル!

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