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本『もうレシピ本はいらない』

もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓

『もうレシピ本はいらない』
稲垣えみ子
マガジンハウス

『魂の退社』、『寂しい生活』に続く稲垣えみ子さん3冊め。
このタイトルでレシピ本大賞エッセイ賞を受賞。

食べることは生きること、料理ができれば生きていける、
という考え方は前著にも通じる。


本書に即発されて土鍋でご飯を炊いてみました。
結果、だいぶやわらかめになってしまったのだけど、
いつもはやわらかいご飯が苦手な私ですがこれはこれでおいしいかもという感じでした。

「野菜の皮もむかない」っていうのは勇気のでる調理法です。

たとえば、自分で育てたゴーヤでゴーヤチャンプルーを作って食べたとき。
いつもより丁寧に作ったということもあるけど、素直においしかったし、
なんというか幸福感を感じた。じつは幸せってすごくシンプルなものだと思う。


<読書メモ>

ああそれなのに、そのことと「豊かに生きる」こととの関係は、
実は全くなかったのかもしれないんですよ。だってよくよく考えたら、
人間とは日々うまいものさえ食っていればもう相当に豊かに機嫌よく生きていけるのです。


人が生きていくために必要なものなんて、実は全然大したことないってことに
遅まきながら気づいてしまったわけです。
そしてその「必要なもの」は高いお金を出さなければ買えないものでもなんでもなくて、
それを作り出す力、すなわち「料理をする力」は全部、自分の中にすでに備わっていた。

となれば、人生に何の怖いものがありましょう?

何が自分にとって必要かは、自分で決めていいのだと思うのです。

自分の食べるものを自分で作る。それは、自由への扉だ。
あなたはその自由を手放してはいけない。

 

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